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2008年4月27日 (日)

司法書士の新人研修に思う④

 配属研修先は、自ら能動的に探すべし!というのが私の結論であります。ほとんどの合格者は、良い意味で、ニュートラルの存在ですが、そうであるが故、不幸にも研修に理解の薄い司法書士事務所に配属されてしまい、それが当たり前と受け止めてしまえば、後輩に対しても同様のスタンスを取ってしまうことも少なくないと思われます。そうであれば誠に残念なことです。

 具体的に述べれば、配属研修生を体の良い補助者としてしか見ず、不動産登記業務で言えば例えば「登記簿の要約書とり」、クレサラ業務であれば例えば「引き直し計算」のみに従事させ、法律判断にかかわることには触れさせようとしない・・・・そういうことも聞く機会が少なくないのです。これは、明らかに受け入れ司法書士の姿勢に問題があると考えています。

 もっと言えば、受け入れ先司法書士が出来ない業務をやらせようとする事務所にも要注意です。すなわち、自分は不動産登記業務しか出来ないが、若い司法書士を雇ってクレサラ業務などもやらせよう、というスタンスのことです。もちろん、そのような事務所で学べることもないわけではありませんが、当該司法書士が出来ない業務をやらされるわけですから、研修というには遠いようにも思えます。

 合格したら、色々なところ(全青司・日司連のフォーラムや地元の単位会の集まり)に顔を出し、情報収集し、ここは!と思った事務所に面接を申し込む!このくらいの姿勢でやった方が良いと思います。

 続く・・・・

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コメント

とても分かりやすい結論であり、確かにそのとおりだと思います。
制度として考えるならば「新人は配属研修を受ける権利を有する。既会員は新人から配属研修の申込みがあった場合、これを受け入れなければならない。配属研修の詳細については、新人と受け入れ事務所との間で協議して決める。」となるでしょうか。
従来は配属研修の義務化を検討していましたが、義務化ではなく権利化って意外と良いかもしれません。

投稿: 小司隆信 | 2008年4月28日 (月) 10時55分

研修に理解のある司法書士しかいないのであれば、理想的ですよね。「この人の側でいろんなものを吸収したい!!」って思える人を自分で探し、巡り会えれば、とってもいいことだと思います。
でも、生活の問題、情報の少なさ等々新人が自らそのような事務所にたどり着くのは、結構難しいと思います。
試験直後、合格発表直後からいろんな求人情報が流れてしまいます。情報収集する前にとりあえず飛び込んでしまう新人が増えているのも事実ですしね。

そのあたりが現場での理想と現実の間・・・というところです。研修担当者に課された大きな課題ですね~。

投稿: 奥村倫子 | 2008年4月28日 (月) 11時28分

お二人様。コメントありがとうございます。確かに理想と現実のギャップ・・・は大きいのかもしれません。が、できることから始めようではありませんか。少しずつでも理想に近づけるように・・・・まずは、単なる営業ではないブログを皆で立ち上げましょう!

投稿: 小澤吉徳 | 2008年4月29日 (火) 01時55分

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