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2008年11月27日 (木)

勝手に(笑)司法書士新人研修プログラム案策定!③

(2)貸金業法完全施行後における多重債務被害救済の問題について

 この問題については、このブログにおいては、再三再四述べているところであります。
 一昨年の貸金業法改正に大きく関わった私たち司法書士は、この法律完全施行後における多重債務問題の抜本的解決に対する責務を負っています。金融庁策定の多重債務者改善プログラムを一読すれば、この事実は明白であります。
 そして、多重債務者改善プログラムによれば、法律家司法書士の役割は、単なる法的な債務整理手続に留まらず、カウンセリング(家計管理等含む)にまで及んでいます。
 この問題についての実績の積み重ねの歴史を振り返り、現状と今後の課題を学んでいただきたいと思います。
 当然、グレーゾーン金利についての返還請求事件は緩やかに減少し、いずれなくなります。その時にどのような債務整理が考えられるのでしょうか。任意整理から個人再生へのシフトも当然予想されるところでありますし、一方で、任意整理の手法も変わっていくことでしょう。そのようなことまで言及していくべきです。

(3)消費者行政一元化実施後の消費者問題解決のあり方について

 この分野における司法書士への期待も大きいものがあります。先般の日司連会長会においても、野田聖子大臣から熱いメッセージをいただいているところでもあります。
 平成18年度に、全国の消費生活センターが受け付け、「パイオ・ネット」(PIO-NET)に登録された消費生活相談情報の総件数は、実に109万7117件となっております。そして、これらの相談における契約・購入金額を合計しますと約6438億円となっており、相談1件あたりの金額は、58万6810円となっています。つまり、簡裁代理の範囲内の事件が大半であり、そうであれば、私たち司法書士がもっともっと取り組んでいかなければならない分野であるのです。
 中央に省庁が出来ただけで消費者被害がなくなるわけではなく、地方における受け皿の拡充が急務であることは当然であり、この受け皿を全国の司法書士が担う!という気概が必要です。
 徹底した実務研修が期待される分野でありましょう。

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コメント

最近、リゾネーターギターが欲しくなった小司です。

司法書士による実務の最先端ということだったと思いますが、色々ありますね。これを実施するとなると、研修を企画するのが大変そうです。
登記関連業務の最先端についても興味ありますので、続きを楽しみにしています。

投稿: 小司隆信 | 2008年11月28日 (金) 09時31分

ん?リゾートギター?何それ?まだまだありますよ。続きにご期待ください。企画全然大変じゃないって。講師の候補もお知らせしましょうか(笑)言っていただければ、私も協力しますって、ホントに。

投稿: 小澤吉徳 | 2008年11月28日 (金) 12時04分

リゾネーターギターは、サン・ハウスが使っている銀色のギターです。
「リゾネーター」という共鳴板が付いていて、バシャーンっていう音がするギターです。

投稿: 小司隆信 | 2008年11月28日 (金) 14時26分

おお。それですか。ナショナルのやつでしたっけ?弦堅くて私の指にはきつそうなんよね・・・

投稿: 小澤吉徳 | 2008年11月28日 (金) 20時58分

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