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2009年3月 8日 (日)

静岡県司法書士会平成20年度第2回裁判事務研修会

 昨日は、標記研修会に参加しました。今回のテーマは、改正特定商取引法・改正割賦販売法であり、悪質商法被害救済の実務であります。

 このブログでも繰り返し述べているところでありますが、街の法律家「司法書士」に対する需要は、この分野にも極めて大きいといえます。すなわち、いわゆる悪質商法被害や契約トラブルは全国レベルにおいて極めて多数となっていること、そして、1件あたりの被害額は少額であること・・・などが理由であります。これらについては、いずれもパイオネットのデータから簡単に裏付けることができます。

 一方、残念ながら、この分野への司法書士の取り組みは、まだまだこれからというのが全国的な水準でありましょう。少なくとも、現在多重債務問題に取り組む司法書士は、この問題についても積極的に取り組むべきだと考えています。

 さて、今回の研修は、この分野における最先端におられる圓山茂夫先生による解説と圓山先生と全国消費生活相談員協会の山田綾子氏を交えてのパネルという構成であります。

 基礎的資料は、こちらもご参照。

 http://www.no-trouble.jp/houkaisei/tokusyo.htm

 圓山先生のお話は、2時間という短い時間ではもったいない・・・許されるのであればシリーズでお聴きしたい・・・分かりやすく素晴らしい内容でありました。是非とも次の機会に・・・

 パネルでは、日々悪質業者との交渉を続ける山田綾子氏のコメントが強く印象に残りました。まさに、悪質商法被害救済の現場最前線にいらっしゃるのが、山田さんのような相談員の皆様であります。私たち司法書士は、もっともっと学ぶ必要があります。また、山田茂樹会員、小楠展央会員の豊富な実務経験につきましても、大変興味深く、勉強になりました。ありがとうございました。

 一見して分かるように、特定商取引法と割賦販売法は、一般の消費者に容易に理解しやすい法律とは言えません。条文をすらすらっと読んで瞬時に理解できるような法律ではないのです。しかし、だからこそ、法律専門家が、法律の趣旨、条文の意味を噛み砕いて説明する必要が高いと言えましょう。そして、そのためには、まず私たち司法書士が、きちんと研修を重ね理解しておくことが大前提となります。

 悪質商法被害の根絶のために、司法書士は、もっともっと研鑽と実績を重ねる必要があります。

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