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2009年5月14日 (木)

日司連「遺言執行者本」はしがき案

 司法書士は、公正証書遺言による指定、或いは家庭裁判所の選任により、多くの相続事案において遺言執行者に就任し、その職務に従事してきている。

 今後も、遺言の作成件数の増加が予想されるところであるが、それに比例し、司法書士が遺言執行者に就任する数も増加していくことと思われる。

 遺言執行者の職務は、不動産の名義変更に留まらず、預金等全ての遺産の名義変更手続やその対抗要件を具備させる手続、一般財団法人の設立手続、さらには死後認知などの身分行為まで及び、遺言執行者がなすべきことの範囲は広い。

 本書は、司法書士が遺言執行者に就任した場合の執務等につき詳述したものであり、執筆者の豊富な実務経験に基づいて執筆したものであるから、全国の司法書士にとって、極めて有益な書籍であると確信するところである。

 他方、成年後見制度の施行以後、制度の一番の担い手として、全国の司法書士が成年後見人等に就任することとなり、これに伴い、家事事件全般についても、司法書士の関与率は大きく伸びてきている。

 本書は、遺言執行者の実務について詳述するものであるが、その他家事事件全般を受任する際においても、司法書士が知っておかなければならない判例等も多く盛り込んでいる。

 本書が、これまで以上に適切かつ迅速な遺言執行の実務に資することとなり、国民に最も身近な法律家としての信頼をより強固なものにできれば幸甚である。

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