2009年10月 4日 (日)

湯けむりスナイパー

 基本的にTVドラマは見ることがありません。理由についてはお察しのとおり(笑)。しかし、このドラマについては、わざわざDVDを購入して観ました。

 http://www.tv-tokyo.co.jp/yukemuri/

Img_0808  理由についてはお察しのとおり。出演者の中に好きな男優・女優が存在しているとか、監督などの関係者に好きな方がいらっしゃるとかではありませんで(そもそも知ってる出演者は皆無です)、ただただ、原作が好きだったから・・・であります。さらに言えば、原作者のひじかた憂峰こと狩撫麻礼の作品だから・・・というシンプルな理由であります。

 こういうパターンは、思い出しますと丸山健二氏の「ときめきに死す」(森田芳光監督)の映画、同じく狩撫麻礼氏の「オールド・ボーイ」の映画などと同様でありますが、テレビドラマっていうのは初めてかもしれません。(もちろん私の知る限り、私にとってという意味であります。)

 それにしても、文章の映画化はもちろん、漫画の映画化も実に難しい作業だと思います。ファンは原作で勝手なイメージを頭の中に創り上げていますので(汗)。今回の作品で言いますと、番頭さんが良かったと思いました。原作とはだいぶキャラが違うのですが、ドラマでは、また一味違う良いキャラクターが確立されていたと思いました。

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2009年8月 8日 (土)

ザローリングストーンズ レッツスペンドザナイトトゥゲザー

 結局、シャインアライト・・・はDVDを購入したもののまだ観れていません(泣)いつになるやら・・・・

200511121942000  一方、同時期に購入した標記は、半分くらい観ることができました。まあ、これは高校時代繰り返し繰り返しビデオで観た作品ですが・・・・地元の映画館でもちゃんとやってくれましたので、その時も観ましたし・・・そういう意味では思い入れの強い作品であります。確か、映画館ではZEPの狂熱のライヴと二本立てでした。

 ZEPのそれとは対照的に、明るい雰囲気の作品でして、これまでのストーンズのイメージとは違うので最初は違和感があったのですが、振り返ってみますと、この作品を転機に、さらにファン層を拡大したのではないかなあと考えています。

 もちろん、相当なファンでも「お!」と思わせる部分は少なくありません。1曲目がアンダーマイサムってのも、いまさらですがサプライズな選曲だったと思います。アレンジもずいぶん変えてますし。

 それにしてもキースもミックも若い・・・・初めて観たときは年とったなあ・・という感想だったのに・・・・

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2009年6月17日 (水)

ザ・パンク・ロック・ムービー

 ドン・レッツが監督で、ピストルズ、クラッシュのライヴ映像が観れる・・・となれば、パンク・ロックが大好きな私としては当然マスト!となります。ピストルズとクラッシュ以外にはほとんど興味が無いのも事実ですが・・・・

 さて、いつもこの手の作品で楽しみにしているのが、ジョニー・ロットンのインタビューであります。この作品にも1983年のインタビューがおまけでついていました。これが一番楽しめました。

Img_0943  ピンク・フロイドやZEPはもちろん、ストーンズもクソミソに批判するジョニーの語り口が痛快であります。氏の主張はシンプルで、同じ曲を何百回も歌うという退屈が耐えられないというものであり、同じスタイルでアルバムを作るという怠惰に耐えられない・・・というものであります。そして、P.I.L.は進歩し続けているのだ!と。

 思うに、ジョニー・ロットンのヴォーカルは、ロック界でも最高峰であることは論を待たないでしょうが、ピストルズのあのアルバム時点において、完成されていたのではないでしょうか。それも、これ以上の水準は望めないだろう・・・というレベルで。しかし、それをあっさり捨てた・・・というのがすごいところ。もちろん、P.I.L.のファーストはピストルズとの連続性を聴き取れますが、メタル・ボックス、フラワーズ・・・・と続くマスターピースにおいては、ピストルズのピの字も出てこない・・・と言っていいでしょう。サウンドもヴォーカル・スタイルも。そればかりか、その独自なスタイル、革新性は、まさにワン&オンリーであり、他の追随を許すものではなかったわけですから、グレート!としか言いようがありません。その後の作品についてはともかくとして・・・・

 いずれにせよ、ぼく、パンク・ロックが好きだあ・・・・・

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2009年5月10日 (日)

熱帯夜

 もちろん、主演が松田優作氏ということで観ました。存在も知らなかった作品です。テレビ用のようです。

Img_0803  俺たちに明日はない!・・・を思い出しました。

 あと、ところどころに、狩撫麻礼や丸山健二の作品を感じました。

 例えば、桃井かおり氏が、ラジオ番組に自作の曲を送り、DJ(おすぎとぴーこ)がこれに反応する・・・というのは「オデッセイ」にもあったと記憶しています。また、それぞれの故郷に一度戻る・・・というのは、「ときめきに死す」を思い出さずにはいられませんでした。

 単なる思い過ごしかもしれませんけれども・・・・

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2009年3月 3日 (火)

シャイン・ア・ライト

 な、なんと、静岡でも上映されているではないですか・・・・・

200510192058000 http://www.shinealight-movie.jp/

 ううううううう・・・・・

 絶対に静岡では上映されないと思って、安心して、DVDで我慢しようと心に決めていたのに・・・

 うううう。営業妨害だ・・・・(笑 しかし、ホントに困った・・・・行きたい。今すぐにでも。観たい。大画面・大音量で。だって、ストーンズ&スコセッシですもの。でも、時間がない・・・・うううう。

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2009年2月 6日 (金)

ウォーク・ザ・ライン

 もちろん、ジョニー・キャッシュが大好きだということで観た映画であります。ジョニー・キャッシュに特別な思いいれがあれば(私のように)、十分楽しめますし、この当時の音楽が好きであれば、なおさらでしょう。以下、感想を・・・

200510140747000 1.同時期にサンに所属していたのは、あのエルヴィスとジェリー・リー。この二人が、ちょっと危ない人に描かれていて笑えます。まあ、もともと危ないことは危ないのでしょうが。それにしても、この二人に加えてキャッシュですから、すごいレーベルですね、サンは。

2.オーディションのときの、サム・フィリップスのコメントが印象的です。「そんな歌は聴き飽きてる。ゴスペルは売れない。聴衆が求めてるものは、お前にしか歌えない歌だ」みたいな趣旨のことを言い、「歌も歌い方もダメ」とダメだしをします。そして、キャッシュが歌ったのが、あの名曲・・・ということになっています。本当なのかな?

3.この作品は、キャッシュとジューンのラヴ・ストーリーということらしいので、残念ながら、キャッシュの音楽について深い突っ込みはありません。私のようなファンは、ここが突っ込みどころ・・だと思うわけですが、コンセプトがそうである以上やむをえません。出来れば、ディランとの交流、ジョニー・キャッシュ・ショーでのエピソードなどをふんだんに盛り込んでいただきたかったなあ・・・せっかく、映画でも、ディランの歌が2曲も出てくるんですから・・・

 とはいえ、この作品を観たら、ますますキャッシュ氏のことが好きになりました。早速、刑務所ライヴを聴いています。

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2009年1月10日 (土)

アメリカVSジョン・レノン

 これまた重い作品であります。

 高校時代に、聴きまくっていたジョン・レノンですので、インタビューの類も入手可能なものはほぼ入手し、活字的にも相当数に触れ、マニアの方々には足元に及ばないまでも、それなりに理解していたつもりになっていました(もちろん誤りです)。ですので、この映画の売りである、新しい視点からのアプローチという部分についても、確かに、これまで同趣旨の作品はなかったにしても、氏の作品やインタビューに触れれば当然に出てくるものでして、特に斬新さは感じませんでした。(実際、もう少し突っ込んでほしいなあ・・・と思えたところもいくつか・・・)

Img_0597  感想ですが、ニクソンとブッシュが同じ顔に見えてしまう・・・実際にそのような識者のコメントもありました・・・・というような妙なリアリティがじわじわと迫ってきて、とても作品として楽しめる気持ちにはなれませんでした。残念ながら。運動家がジョン・レノンを利用していた・・・というくだりも、当然そういう側面はあり、また、ジョンも了解していただろうとは思っても、何か、納得できない気持ちを否定できないままです。また、愛や平和を歌う99%のミュージシャン?の歌が、全く何の脅威にもならない(毒にも薬にもならない)現実にも何か寂しさを感じてしまいます。

 何故、ジョン・レノンなのか、何故、ジョン・レノンの歌なのか・・・・最も重要なテーマであるこの点には、何らアプローチがなされていません。もちろん、アプローチしたからといって明確な回答が得られるわけではないのでしょうが・・・・

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2009年1月 6日 (火)

ジョン、ポール&リンゴ:ザ・トゥモロー・ショウ ジョン・レノン・トリビュート ~最後のTVショウ~

 1975年のジョン・レノン最後のTVインタビューに、ポールとリンゴらのインタビューも加えた作品ということになっております。

200509182011000  このインタビューは、高校時代に何かの本(ジョン・レノン関係の書籍は相当数読んでいましたので)で断片的に知っておりましたが、通して、しかも映像付きというのは初めてでして(当たり前ですが)、しみじみと拝見させていただきました。確かに極めて貴重な映像でありましょう。

 中身はご覧いただくしかないのですが、とにかく、感動的なのが、ジョンのレスポンスの良さです。機転とでも言いましょうか。リズミカルです。もちろん、そのコメントのセンスも最高ですし。キング牧師やリトル・リチャードの喋りとはまた違った感じなのですが、同じくらい素晴らしいと思いました。

 一方、ジョンを見てから、見るポールとリンゴは、ほぼ同時期のインタビューなのですが、コメントのセンスとか、全体的な雰囲気でどうしても見劣りしてしまうように思います(失礼。もちろん、ポールもリンゴも大好きなんですよ、念のため)。ミュージシャンなんですから、インタビューが不得手でも全く問題ないんですけれども・・

 それにしても、こういう作品が市販される・・・というのはすごいことですね。どのくらい売れてるのかなあ・・・と不思議に思ったりもします。

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2009年1月 4日 (日)

アメリカン・グラフィティ

 流れている音楽が好きだから(当時としては、これだけロックンロールが全編に流れる映画は画期的だったようです)・・・というのが第一の理由であることは間違いないのですが、何故か、映画全体の雰囲気についつい惹かれてしまい、ついつい観てしまう映画の一つです。

Img_0813  自動車、異性、音楽、不良少年、タバコ、酒、就職、進学など・・・という青春時代の共通項が明確に存在しており、どこにでもあるようなエピソードが満載だからでしょうか・・・(もちろん、相当練られているとは思いますけど。)

 青春とは恥以外の何者でもない・・・という言葉に共鳴する私ですが、距離的にも離れており、年代も離れている・・という点において(もちろん映画という作品であることも)、恥ずかしさを減少させてくれるところがいいのかもしれません。恥ずかしいけど観たい・・・というような(笑)。まあ、作品自体、青春ものではありますが、ウェットな感じはあまりしないところも好みではあります。

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2008年12月29日 (月)

暴力脱獄

 邦題はどうか・・・と思っていますが、ずーっと前から大好きな作品であります。

Img_0800  カッコいいなあ。ポール・ニューマン。ハスラーやブレイズ(だったっけ?)、スティングとか、その他も大好きですが、これが一番好きかなあ・・・

 反抗する・・・ということの意味がよーく分かる、永遠の名作!

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2008年10月11日 (土)

グッドモーニング・ベトナム

 これも何度も観ている大好きな映画の一つ。

Img_0569  ハイライト・シーンは、ボブ・ディランなども容赦なく選曲する姿勢を危険とみなされて外され、不貞腐れていた主人公のD.J.が、多くのファンの存在を知り、勇気付けられるところでしょうか。

 J.B.をかけて乗りまくるシーンもいいですね。

 音楽の力こそ、この世界で信じられるもののうち最重要なもの・・・・と言ったら言い過ぎでしょうか。

 

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2008年9月21日 (日)

1941

 これまでDVD化されていなかった・・・というのが不思議な、スピルバーグの作品。

Img_0799  もちろん、お目当ては、ジョン・ベルーシと三船敏郎氏。

 これ程お金がかかったコメディはなかった・・・・・という一言に象徴される作品でありましょう。その是非はともかくとして・・・・

 もちろん、ジョン・ベルーシと三船敏郎氏の大ファンとしては、お二人の演技が観れるだけでも大満足なのですが。

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2008年7月 7日 (月)

ファントム・オブ・パラダイス

 レコードコレクター誌のロック映画第1位が、この作品です。

Pa0_0196  この作品に限らず、モノホンのバンドが出ないロック映画の限界をどうしても感じてしまいます。私だけでしょうか。つまり、楽曲と演奏シーンという最重要要素において、満足できない・・・ということであります。逆に言えば、バンドの演奏がよければ、ストーリーなどの要素は特に気になりません。

 こんな私は、やはり、ライヴ映像作品を観るべきでしょうね。失礼致しました。

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2008年6月24日 (火)

スパイナルタップ

 バンドのB級さ加減が魅力と言えば魅力と言えましょうか。実際、楽曲は酷い・・・(失礼)

Img_0835  エピソードの一つ一つは笑えますし、演技も素晴らしいと思います。メンバー達は至って真面目・・・というスタンスだからこそ、面白いのでしょうね。マーシャルのアンプのヴォリュームのつまみが「11」まであることを自慢するギタリスト、ハムが大きくてパンに挟めないと怒るギタリスト・・・などなど。

 しかし、フーのようなバンドの映像を観てしまいますと、どうもスケールが小さいような気がして・・・・

 こういうB級ロック・バンドも、上手に時代に乗れた・・・古き良き時代・・・の物語・・・ということなのかなあ・・・

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2008年6月10日 (火)

ザ・グレイト・ロックン・ロール・スウィンドル

 賛否両論の作品でしょうが、学生時代に初めて観たときのインパクトは大きく、まさに「詐欺師」というマルコムの独特な視点も面白かったですし、それよりも何よりも、ピストルズの演奏シーン、シド・ヴィシャスの圧倒的な存在感に圧倒されたことを覚えています。

Img_0731  ミック・ジャガーを「白いニガー」、キースは「化石」、ボウイは「踊ってろ」、ロッドは「商売人」、ディランも「クソ」呼ばわり・・・・ロッドはともかくとして(笑)、ここまで言い切っていいの?とも思いますが、徹底した姿勢には頭が下がります。怖すぎ。

 つまらない歌だ、歌詞忘れた・・・などと出鱈目な歌詞で演奏される「ジョニー・B・グッド」も、ジョニー・ロットンの歌があまりに強力なため、圧巻です。最後のシドのマイ・ウェイの凄さも言うまでもないでしょう。その開き直りは正直怖いです。

 このカオスこそ、パンクの本質ということでありましょうか・・・・

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2008年6月 2日 (月)

ハーダー・ゼイ・カム

 20年ぶりくらいに観たこの作品。やはり、最高でした。

Img_1006  ジミー・クリフのカッコよさは半端ではりません。

 そして、そのサウンドトラックの素晴らしいこと、素晴らしいこと。

 メイタルズのファンキーさ。これだけでも・・・必見であること間違いなし!!!

 当時のジャマイカのリアルな姿が、ほとんど飾りが無いまま映し出されているようで、圧倒的な迫力です。ゲットー、貧困、富裕層、ドラッグ、教会、牧師、音楽業界・・・・・

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2008年5月12日 (月)

シッコ

 もう一つ、ムーア監督の作品。

Pa0_0196  サイトはこちら。

 http://sicko.gyao.jp/

 アメリカでは、医療という世界も例外でなく、完全にお金がものを言う・・・・という現実をこれでもかと浴びせられると、笑えないのに笑うしかない・・・という気にもなってきます。

 と同時に、様々な疑問も湧いてきます。

 たとえば、アメリカというのは法曹人口がとても多いと思うのですが、法律家はこの問題にどのような対応・活動を展開しているのでしょうか。まったく不勉強で申し訳ないのですが。ボーナス映像に含まれていた法改正運動はどうなったのか・・・・なども知りたいところです。もちろん、インターネットで情報収集すればいいのですが、英語が・・・(汗)

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2008年5月 4日 (日)

『LONCDON CALLING ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』

 ここのところ、クラッシュ関係の映像が多く出されているように思うのは私だけ?もちろん、ファンとしては単純に嬉しいのですが。

 http://www.londoncalling.jp/

 こちらも。

 http://www.viva-joestrummer.jp/index2.html

200603272059000  クラッシュ解散後についても多く触れられているのが興味深かったです。

 自分自身の矛盾に真正面から向かい合い、苦悩し葛藤し続けた果てにたどり着いた新しいバンド。まだまだこれから・・・という時期に・・・とても残念です。

 中学3年のときに中野サンプラザ(だと思う)に行けなかったことは、今後も後悔し続けそうです・・・

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2008年5月 2日 (金)

不都合な真実

 これもようやく観ることができました。

Img_0536  http://www.futsugou.jp/

 アル・ゴア氏の「地球行脚」とも言える、スライド講座の旅は現在も続いているのでしょうか・・・

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2008年5月 1日 (木)

ボウリング・フォー・コロンバイン

 いろいろとありますが、こちらがオフィシャルでしょうか。

200705031435000  http://www.gaga.ne.jp/bowling/top.html

 今さら私などが紹介するまでもない、大有名作ですが、ようやく観ることができましたもので(汗)。

 恐怖をも容赦なく消費に変えるアメリカ・・・・・・・直球でメッキを剥がして行く様は痛快です。そして、私たちは、それよりも先のことを考えさせられ、知りたくなり、多くの疑問も湧いてきます。時間さえあれば・・・・(泣)

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2008年4月13日 (日)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

 マフィア物が大好きな私ですから、この映画も繰り返し観ているお気に入りであります。

 テーマは「移り変わる友情の姿」といったところでしょうか。

P1000117  尊敬・敬愛・嫉妬・羨望・・・などといった要素が複雑に絡み合ったものが、友情である・・・とでも言いたげな・・・・

 濃密な友情関係にあった者たちは、晩年においても、それから逃れることはできないのでしょうか。しかし、仮にそうだとしても、薄っぺらい友情関係(薄っぺらい映画と置き換えてもいいのですが)に、何が残るというのでしょうか。もちろん、私が言う友情とは、同級生とか思春期の友人というレベルのみに留まらず、むしろ社会人になってからの関係を念頭に置いています。

 一定の期間を(一生というのはありえないでしょうから)、同じ志を持って生きたことによって培われた濃密な友情関係こそ尊い、などと申し上げれば、よくある説教みたいになってしまい、気恥ずかしいのですが、そうでない関係には決して心を動かされることはない・・・というのは、真実でありまして・・・・

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2008年4月 1日 (火)

ベスト・オブ・ジョニー・キャッシュ TVショー

 毅然とした姿勢に、深い深い感動を覚えました。もちろん、氏の歌や立ち振る舞いも全てがカッコ良すぎです。

070622_204502  常に社会的弱者の視点で、ブレることは無く、テレビ局の要求にも屈せず、正直で誠実であり続けた御大。

 カントリーのみならず、ロック・R&B・ソウル・ゴスペル・ジャズ・ブルースなどという音楽のジャンルも超え、政治的スタンスも超え、成功している者にも新人にも敬意を払って接し、自分が良いと信じた音楽を紹介し続けた、このテレビ番組を収録したDVDは、多くの音楽ファンのバイブルとして語り続けられることでしょう。そう確信しました。全ての音楽ファンにお薦めします。

 冒頭のボブ・ディランとのデュエット、ルイ・アームストロングやレイ・チャールズとの共演、デレク&ドミノスなど、ハイライト・シーンも盛りだくさんです。氏の姿勢が共演者にも伝わり、共演者が心の底から演奏を楽しんでいる感じが、画面からヒシヒシと伝わってきます。

 もっと長く続いていたら、もっと多種多様な素晴らしいミュージシャンのライブ映像が記録されたであろうことを考えると、実に惜しい・・・と思います。もしかしたら、ジミヘンやジャニスも、ストーンズやオーティスも、さらには、トム・ウェイツやU2なども出演していたかもしれない・・・・などと妄想はどんどん広がります。

 最高です。

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2008年3月 6日 (木)

『ツヒノスミカ』山本起也監督からの便り

 同級生の山本監督の活躍を嬉しく思います。最新のお便りをいただきましたので、本人の許可を得て、ここにあげておきます・・・

 先月、スペインのパンプローナで開催された国際ドキュメンタリー映画祭 PUNTO DE VISTA で『ツヒノスミカ』がジャン・ビゴ賞(最優秀監督賞)を受賞しました。これは、世界から800本を越える応募作品から長編14作品、短編11作品がノミネートされ、2/15~22まで牛追い祭りで有名なスペインのパンプローナでコンペが行われたものです。

 日本からは『ツヒノスミカ』の他に想田和弘監督の『選挙』も招待され ましたが、最終選考の結果、長編グランプリには中国の『稟愛 (Bingai)』が、ジャン・ビゴ賞(最優秀監督賞)には『ツヒノスミカ』がそれぞれ選ばれました。短編賞はポーランドの『52PROCENT』でした。

 『稟愛 (Bingai)』は山形ドキュメンタリー映画祭小川紳介賞に続く受賞です。この映画祭はまだ4回目の若い映画祭ですが、フランスの監督ジャン・ビゴの精神を 旗頭に毎年開催されており、おととしは日本から佐藤真監督も審査員のひと りとして参加しました。今年は長編は2作ともアジアが独占、まさにアジア 旋風でした。静岡の美しい風景をふんだんに含んだこのささやかな映画が、海外の皆 さんに支持されたことを何より嬉しく思います。

 今回の受賞により、他の映画祭からも問い合わせが少しづつ来ており、 今後の展開にも期待が持てる状況となりました。今後ともよろしくお願い致します。

 なお、今回の映画祭の模様を収録したビデオ、スチルなどを持って、1 0日の夕刻静岡のお世話になった皆様にご報告にうかがいます。短い滞在で すがその日いっぱいは静岡に滞在します。何かございましたら限られた時間の中ですが対応させていただきます。ありがとうございました。

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2008年2月29日 (金)

ペーパー・ムーン

Img_1051  これも随分久しぶりに観たのですが、とにかく、テータム・オニールが素晴らしい。

 表情だけでも素晴らしいのですが、タバコを指に唾をつけて消したり、がに股で階段を上り下りしたり、鏡の前でセクシー?ポーズを決めたり・・・・

 トリクシーも強力です(笑)。

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死刑台のエレベーター

Img_1008  ルイ・マル、ジャンヌ・モロー、そして、マイルス・デイビス。

 ヌーヴェル・ヴァーグの代表作とされています。

 久しぶりに観たのですが、個人的には、やはり、マイルス。マイルスの音楽が、全体の雰囲気を決定している最重要要素と思います。これだけ、印象的な映画音楽もそうはありません。

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2008年2月26日 (火)

マザー

 言うまでもなく、ゴスペル・ミュージックは、あらゆるアメリカ黒人音楽のルーツともいえるもので、私にとっても、お米とかお酒(日本酒)のような?存在であります。

 http://yoshinori.cocolog-nifty.com/zakkan/2007/08/lord_will_make_.html

Img_0945  面白いのは、主人公のウィリー・メイ・フォード・スミスの孫が、祖母や母親や親族から責められる?シーンです。「お前はまだまだ」というようなことを言われ、むっとし、反論するところが、やはり世代というか、偉大な方の孫なりの悩みがあるんだろうなあ・・・としみじみします。「女性は説教師には向かないと思う」などと、ストレートに主張し、祖母をがっかりさせるシーンもびっくりです。

 個人的には、ブルースとゴスペルとの関係が、当事者にはどう捉えていたか・・・という点について最も知りたく、関係者のコメントを期待していました。そこで、もう一人の主人公、ブルース・シンガー&ピアニストとして人気を得ながら、1930年代、突如宗教の世界に身を投じ、ゴスペル音楽の基礎を作ったというトーマス・ドーシィのインタビューを楽しみにしていたのです・・・・・が(笑)、「なぜブルースを?」という問いに対し、一言。「流行ってたからさ」。うーん。素晴らしい!流石。もう何も言うことはありません。

 最後になりましたが、ブラック・ミュージック・ファンのみならず、音楽ファン必見の作品であることは間違いないでしょう。発見の連続だと思いますよ。

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2008年2月24日 (日)

ダーウィンの悪夢

 このようなドキュメンタリー作品が、いくつかの賞を取り、デラックス版としてDVDが市販され、映像が美しいという評価を受ける・・・それも現実であり悪夢ということでしょうか。

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2008年2月21日 (木)

コーヒー&シガレッツ

 ジム・ジャームッシュがトム・ウェイツを撮る。それに、あのイギー・ポップもからむ。

Img_1052  ということだけで私にとっては、必要条件を満たしているわけであります。

 トム・ウェイツの存在感はやっぱり圧倒的です。

 願わくば、もっと長い時間・・・・

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2008年2月 9日 (土)

ブラック・スネーク・モーン

 ブルースが題材になっている・・・・ということで観ました。

P1000117  サミュエル・L・ジャクソン、良いですね。

 ブルースがテーマとはなっていますが、演奏シーンが特に多いわけではなく、また、音楽自体が大きく取り扱われているわけではありません。敢えて言えば、ブルースという音楽の持つ潜在的なパワーにスポットが当てられているということでしょうか。

 でも、私は、やっぱり、演奏シーンが一番良かったなあ・・・

 冒頭と途中に出てくる、あのサン・ハウスのコメントは、実に印象的です。もちろん、この映画では使用されていない、その後の演奏がもっと強力ですけれども・・・

 サン・ハウス、是非、じっくり聴いていただきたい。

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2008年2月 2日 (土)

ナイト・オン・ザ・プラネット

 ジャームッシュというより、トム・ウェイツが音楽を担当していたということで、当時、映画館に足を運んだ記憶があります。

Img_0529  詳細なレビューはこちらなどを参照。

 http://www.breast.co.jp/cgi-bin/soulflower/nakagawa/cinema/cineji.pl?phase=view&id=046_nightOnThePlanet

 こういう手法は、小説の世界では、丸山健二氏の「水に映す」などが思い出されますが、映画ですと、私は知りません。まあ、他にもあるのかもしれませんが。

 タクシーという視点とそれぞれの俳優の個性が光りますね。出来れば、日本も入れて欲しかった・・・・独特の雰囲気があると思うので。

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2008年1月18日 (金)

セブンデイズ U2を呼べ!

Img_1008  モノホンのU2が出演している。しまもDVD未収録のライブ映像で・・・・

 これだけでもうOK。

 しかも曲は、ミラクル・ドラッグ。

 演奏シーンはもう言うこと無し!

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2008年1月13日 (日)

ローリング・サンダー

 フェイヴァリット・ムーヴィーの一つですが、DVDも廃盤になっているようですね。残念。VHSで何度も観ているのですが、何度観ても沁みます。

 ウィリアム・ディヴェインのカッコいいこと、カッコいいこと。これぞ「男」という感じです。こういう言い方も難しくなっている昨今ではありますので、別の表現方法を探さないといけませんが・・・・ベトナム戦争での拷問により軽口を忘れてしまい、精神的には死んでしまったという主人公の描写が実にリアルです。

070520_094701  ウィリアム・ディヴェインという俳優、実に素晴らしいと思うのですが、他にはどんな作品に出ているのでしょう?不勉強で知らないのです・・・・あったら観たいなあ・・・狩撫麻礼氏の名作「ライブ・マシーン」では、主人公の礼二?の好敵手として描かれていた殺し屋が、このウィリアム・ディヴェインをモデルにしていましたが・・・・・

 1977年の作品ですが、名画「夜の大捜査線」にも似た雰囲気(映像といい暗さといい)も最高です。画質ばかり綺麗な最近の映画って、あんまりピンと来ないんですよね。

 あまり有名な作品ではないようですので、是非、観ていただきたい。お薦めです!

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2008年1月11日 (金)

ブコウスキー オールド・パンク

071124_202501 トム・ウェイツとボノという私の2大アイドルが登場するということで観たこの作品ですが、主人公のこのおじさん、実にとんでもない方でありました。小説や詩についてもじっくり読んでみたいと思います。ただ、氏に限らず、洋物は言語が出来ないとニュアンスが理解できないというハンデが大きいのですけど・・・(汗)

 酒とタバコと○を愛し、ディズニーとミッキーマウスを憎悪?する(人間を均質化する虚構にすぎないという指摘です。)氏は、虐待を受けた父親を自身の文章力の師と述べ(虐待を受け続けたことによって、必要なことしか言わなくなるそうです)、インタビュー中にも本気で配偶者と喧嘩しますし、もうハチャメチャなんですが、そこに嘘はありません。

 こういう文学の方が一定の評価を得て、こうした作品が作られるところに、アメリカのスケールの大きさを感じます。

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2008年1月 5日 (土)

ヘイル!ヘイル!ロックンロール(完全限定版 4枚組コレクターズ・エディション)

 これってどうなんでしょ?いや、もちろん、内容の可否ではなく、つい先日、2枚組みのコレクターズ・エディションが出たばかりなのに、今度はさらに2枚追加のボーナス映像・・・・うううう。完全にカモリストに載ってしまったようであります。

200509271456000  しかし、そのボーナス映像は・・・・必見といえるものですから、また悩ましい・・・

 何と言っても、チャック、リチャード、ボーというロックンロールの生き証人3人の鼎談?が完全に収録されているからであります。その後の、ロビー・ロバートソンとチャックの対談?も実に良い感じです・・・(チャックの『恋愛は冗談にするには軽すぎるし、詩にすると重すぎる(だから歌にする)。』というような趣旨のコメントが印象的でした。)ロビーとの会話を観ていると、ものすごくチャックが常識人に見えます・・・私だけでしょうか?

 このボーナス映像、圧巻なのは、リトル・リチャードでありましょう。喋ってるだけなんですが、その身振り手振り、そして、発せられる言葉のリズム、すべてがロックンロールと言えます。とにかく観ていただきたい。汗だくになって、パット・ブーンに自分の曲を取られたことを語るシーンは特に熱い!です。もう最高!

 凄まじい人種差別の中、独自のスタイルを確立、白人の若者に絶賛され、さらには世界的な規模で有名となった3名が、当時を振り返り、憤り、また、お互いを褒めあい、隔世を語り尽くします。

 この3枚目のディスクだけでも、十分なコスト・パフォーマンスであることは保証できるのですが・・・・複雑な気持ち・・・

 4枚目も実に興味深いです。ジェリー・リー、ボー・ディドリーらのインタビューも面白いのですが、やはり、目玉は、サンレコードの創始者、サム・フィリップスとアトランティック・レコードの創始者、アーメット・アーティガンのお二人でしょう。白人のお二人が黒人ミュージックに魅せられ、新しいレーベルを立ち上げる、そして、それが、世界を変えてしまうような大きな影響力を持つ音楽となっていく・・・すごいことです。本当に。

 また、黒人音楽ファンにとっては、生き証人のお二人のコメントは、一言一言が実に教務深いものであります。当時のアメリカにおける音楽事情が実に適格に語られます。自分の認識に誤りがなかったことを確認できて嬉しかったです(笑)。

 チャック・ベリーも現在80歳を超えている・・・ということになります。この映画の中で「俺は死なない!」とキースに向かって捨て台詞をはいていた氏でありますが、今は、何をしているのでしょうか。音楽よりも好きな?大工仕事をされているのでしょうか。それとも、既に修得した会計とは別に新たな実学を学んでいるのでしょうか・・・・・

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2008年1月 2日 (水)

ロニー

 大好きなスモール・フェイセズのベーシスト、ロニー・レインの伝記ともいえるこの映画は、ロニーの人柄がよーく出ていて、ロニーの音楽を聴きたくてたまらない気持ちになります。クラプトンやピート・タウンゼントら関係者のコメントも最高です。

Img_0542  スモール・フェイセズの成功、そして、フェイセズの大成功。フェイセズの解散後のポップ・スターとは正反対のジプシー生活、そして、闘病・・・・ 断片的には知っていましたが、この映画を観て、改めて、ミュージシャン・ロニーの姿がはっきりとしてきたように思います。

 サーカスのようにテントで田舎を回るツアーの楽しそうな映像や農夫のような生活風景・・・お金に無頓着で、信頼していた人にも多額のお金を横領されてしまったというロニー・・・・亡くなる直前まで「死んだふり」をして友人をからかっていたというロニー、そんな人柄が多くの仲間を惹きつけていたのでしょう。

 フェイセズが聴きたくなってきました・・・・

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2007年12月26日 (水)

24 シーズン6

 あー、結局観てしまいました。シーズン6。

Img_0529  シーズン5は充実した内容だった(と記憶しています)ので、かなり期待していました。きちんと情報収集をしなかったため、シーズン5をシーズン6だと思い込み(番号だけじゃあどこまで観たかなんていちいち覚えられん!)、観始めてから、あら?これって前観たやつだ・・・と気がつく始末でしたが、無事読了、否、観了。

 それにしてもジャックの何とタフなことよ・・・さっきまで凄惨な拷問に耐えていたにも関わらず・・・・なんて言うのは野暮の骨頂でしょうね。そして決してブレることのない、その使命感に改めて感服。そして、謎のキャラクター、ジャックの父と弟・・・・まだまだ続きそうな物語を予感させるエンディング・・・・シーズン7もやっぱり観てしまうのでしょうねえ・・・(笑)

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2007年12月 8日 (土)

レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ スペシャル・エディション

 うーむ。こういうのは困りますね。これ、実はVHSでもレーザーでも持ってるんですよ(笑)。でも、特典映像があるって言われちゃうとねー。

200509182011000  冒頭のわけのわからないギャングスターの乱射シーン、マネージャーから各メンバーへのツアーの通知シーン、実に久しぶりに堪能しました。各人の個性がよく出てるんですよね。やっぱり、マイホーム主義者は、プラントとジョンですかね。特に好きなのは、MSGまでの道程でバックに流れるブロン・イ・アー。このシーン最高だと思います。

 ライブ映像につきましては、いまさらですが、特典映像(とはいえ観たことあるものばっかしでした)の中では、「オーシャン」が一番良かったですね。

 それにしても、ジョン・ボーナムのドラミングのすごいこと、すごいこと。ずーっと見惚れてしまいました。モビー・ディックも先送りなしで堪能いたしましたよ。改めてボンゾ最高!

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2007年8月27日 (月)

ドント・ルック・バック ~デラックス・エディション~【完全生産限定盤】

 私の永遠のアイドルの一人、ボブ・ディランの決定版が未発表シーンを多く含んだアウトテイク集付き。全ての音楽ファンにお薦めであることは言うまでもないでしょう。いつもこればっかしですが。マスト!

200705031433000 今後も繰り返し鑑賞することになるでしょう。そして、そのたびに新たな発見があることでしょう。

 個人的には、最も素晴らしいパフォーマンスは「イッツ・オーライ・マ」の弾き語りだと思っています。これぞ、ディランのオリジナルの世界の象徴。まず、ギターのリフレインのカッコよさ。もちろん、ルーツはブルースとフォーク。こういうギターを弾かせたら右に出るものはいませんね。そして、歌詞がこれまた素晴らしいと思います(英語能力の低い私には、今回の字幕スーパー最高でした)。この曲に代表されるディランの歌詞は、丸山健二氏の長編小説の世界にも通ずるものがあると感じていますが、いかがでしょう。

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2007年7月26日 (木)

ドリームガールズ

 スプリームスがモデルになっているということで、ファンとしてはやはり観なければ・・・・ということで。

070622_204502  事実と思われる部分と明らかに脚色と思われる部分が交差し、ストーリー展開はとてもよく出来ていると思いましたが、やっぱり、楽曲が・・・・(泣)。あの名曲群が全く使用されていないことが悲しいです。何と言っても、モータウンは楽曲の素晴らしさが命ですから。

 面白いのは、エディ・マーフィー演じるビリー。リトル・リチャードのようでもあり、レイ・チャールズのようでもあり、明らかに、マーヴィン・ゲイであったりするところが笑えます。名曲「ワッツ・ゴーイン・オン」をゴーディ氏が嫌ったというエピソードもしっかり盛り込まれていましたね。

 良いレコードを作ってもラジオでかけてもらえなければどうしようもない、かけてもらえても、すぐに白人に盗作されてしまう・・・このような怒りから、徹底的に自分たちでマネージメントを行い、白人にも受けるサウンドを目指したゴーディ氏の先見性。しかし、それは歌手の個性をも管理するという側面も強く、成功後はマイナスに作用することも少なくなかったようです。

 興味のある方は、是非、ネルソン・ジョージの名著「モータウン・ミュージック」をお薦めします。ホントに面白いですよ。

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2007年6月 9日 (土)

カジノ

 あー、また観てしまいました。スコセッシ、デニーロ、ペシという私にとっては最高のトリオの一つということで、ついつい何度も何度も観てしまうわけです。劇場でも観ましたし。

Img_0894_2  デニーロとペシに加え、シャロン・ストーンという、もう濃厚としか言いようのない演技者が三つ巴でありまして、それぞれが、それぞれの演技に影響されて、より密度の濃い演技になっている・・・ような印象を受けます。そんなこともあってか、ちょっと観たいなあ・・・と思って観始めますと、結局最後まで・・・・3時間・・・・(汗)ということになってしまいます。

 スコセッシですから、音楽はロックのビンテージもののオンパレード。ストーンズなどなどがいい感じで使用されています。

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2007年6月 7日 (木)

ロード・トゥ・パーディション

 ゴッドファーザー以来の・・・・という言葉に惹かれました。

Img_0565_1  オフィシャル・サイトもあるようですので、詳細は・・・・

 http://www.foxjapan.com/movies/roadtoperdition/

 とにかく全編綺麗な映像でして、撮影賞を獲得したというのもうなずけます。

 大好きなポール・ニューマンがボス役で登場します。デニーロ、ブランドやニコルソンとはまた違った個性で流石・・・という感じです。

 実の子であり、幹部でありながら、私欲のためボスである父親も欺くコナー。そのコナーの裏切りを知り、忠実な部下である主人公との対立を回避することができないボス。息子にはマフィアの世界には絶対に入って欲しくない・・・・と思っていた主人公も、その宿命からは逃れることができません。

 その後、長男マイケルはどうしたのでしょうか。マフィアの世界に生きることとなったのでしょうか、それとも・・・・

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2007年6月 5日 (火)

NHKクローズアップ現代でクレジット過剰与信問題!

 いよいよ6月19日に、割販法改正に対する経産省分科会の中間とりまとめが発表されます。どのようなまとめになるのか注目です!

 そして、明日19:30~のNHKクローズアップ現代で過剰与信問題が取り上げられます。

 http://www.nhk.or.jp/gendai/

 こちらも必見です。

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2007年5月23日 (水)

マーク・ボラン TVショウ

 1977年。Tレックスのマーク・ボランが司会を務め、自身の演奏も多く披露したイギリスのテレビ番組がDVD化されております。

 愛車ミニ・クーパーでの交通事故により他界した直前までの6回分全部が収録されておりますので、ファンは必見ですし、ゲストもロック・ファンにはたまらない方ばかりです。

200705031430000  ジャム、ボウイ、シン・リジーなどがゲストとして出ているのですが、個人的に最大の収穫は、ブームタウン・ラッツの生演奏です。そうです。ファーストのA面1曲目のヒット曲、ルッキン・アフターNO.1です。もう最高!これを観るだけでも価値はあるでしょうね。若き日のボブ・ゲルドフのふてぶてしさは、初期の甲本ヒロト氏にも共通しているように思えます。実際、動きはかなり似てます(笑)。

 あと、興味深いのは、上記のような素晴らしいミュージシャンを紹介している一方、アイドルみたいな???と思える新人も積極的に紹介しているところです。マーク・ボラン氏の懐の深さを感じるところです。バックダンサーのダンスや服装はいかにも当時の雰囲気で、これまた楽しめます。

 もちろん、Tレックス本体は言うことなしです。必見!

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2007年5月17日 (木)

野獣死すべし

 またしても松田優作氏です。デニーロのように、役作りのために奥歯を抜いた・・・という逸話が有名ということでして、すさまじい気迫がひしひしと伝わってきます。身長が高すぎる・・・・ということで足を本気で5センチ切断しようとしたとか・・・・

Img_0764  語りつくされているでしょうが、主人公である松田氏が、拳銃にロシアンルーレットのように一発だけ弾丸を装填し、刑事に向け「リップ・ヴァン・ウィンクル」の話をしながら引き金を引き続けるシーン。そして、その後の階段を転げ落ちるように狂気の世界に突入していくクライマックスは圧巻としか言いようがありません。好き嫌いを超越しているように思います。救いが無い(ように思える)のはちょっと辛いですけど・・・・・

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2007年5月16日 (水)

クルックリン

 またしてもスパイク・リー監督の作品です。

 売れないジャズ・ピアニストのダディと教師のマム。その二人に子供が5人(男4女1)。1970年代のブルックリンで暮らすアフリカ系アメリカン・ファミリーの日常を描いています。

Img_0799_3  世代的に近いこともあってか、描かれている子供の遊びは、当時の日本のそれと共通しているものが多かったですね。

 スパイク・リーならではのテンポが心地よいのですが、やはり、一番は音楽でしょう。まず、選曲がすばらしい。JB,スライ、ステイプルズ、ジミヘンなどの当時のヒット曲がぴったりはまります。

 家計に窮したマムが、ダディに「もっと売れる音楽をやってくれ」と仄めかしますと、ダディはすぐに察し、「俺にロックンロールをやれというのか?」と切り返します。実際、ダディのコンサートには身内しか聴きに来ないのです・・・・(涙)

 当時のブラック・ミュージックに興味のある方は、是非、ご覧ください。

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2007年5月 3日 (木)

蘇える金狼

 またしても松田優作氏が観たくて、かつて観たであろう標記映画を鑑賞いたしました。が、ほとんど記憶にありませんでしたので、実は観ていないのかもしれません。小学生のときに映画館で何かと二本立てで上映されていたような・・・・そんな記憶が微かにあります。

Img_0828_1  この映画では、松田氏は圧倒的な存在感を示してくれています。有名であろう飛行機での「2001年モノのワイン(銘柄忘れました)をくれ」「ジュピターには何時に着くんだ?」というラスト。その直前の空港でのシーン。真っ赤なカウンタックに乗るシーン。○○○のシーン。単身で敵地に乗り込み危機を逃れるシーンなどなど、見所満載です。

 原作は読んでいないのですが、自室で発狂するシーンが文章でどう描写されているのか・・・興味がわいた次第です。松田氏のアドリブだったりする可能性もありますが・・・どうなんでしょう。

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2007年5月 2日 (水)

ヘイル!ヘイル!ロックンロール/チャック・ベリー④

 この映画の素晴らしい点の一つがインタビューに答えてくれているミュージシャンの充実振りです。ゲストも充実していますが、こちらも非常に充実しています。

 ロイ・オービソン、ブルース・スプリングスティーン、ジェリー・リー・ルイス、エヴァリー・ブラザースといった方々ももちろん良いのですが、やはり、最高なのは、リトル・リチャードでしょう。そのリチャードと、ボー・ディドリー、そしてチャックの3人による「R&B裏話」は抱腹絶倒ものであります。

Img_0729_1  まさにR&B界のレッツゴー三匹と言えましょうか。誰がじゅんで、長作で、三波春夫かはさておき、そのボケと突っ込みはもう名人芸といえます。って、皆さん、歴史上に残る偉大なミュージシャンですけど。

ボー 「突然、俺たちのレコードがかからなくなった。」

チャック「何故だかわかるか?」「それはブラックだからだ。」「まったくひでえ話さ。」

リチャード「それでパット・ブーンが俺の曲をカバーした。白人が歌えばレコードはかけられるってわけだ。うー。我慢できない。」「でも、白人の若者は俺のレコードも買ってたんだ。」

 うーん。活字にしても雰囲気がお伝えできないところが残念です。熱くなるリチャードを、チャックが「言ってやれ。言ってやれ。」とか「ひでえ奴だ。」とか煽り、ボーがあきれた表情でそれを見て笑っている・・・という感じでしょうか。リチャードのしゃべりは、それ自体が音楽と言ってもいいくらい官能的です。グレート!

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2007年4月27日 (金)

ダウン・バイ・ロー

 トム・ウェイツが主演し、音楽も・・・・ということで、学生のときに映画館に行った記憶があります。以来、私のお気に入りの一つです。自宅にはでっかいポスターも置いてあります(笑)。DVDには、トム・ウェイツのインタビュー音声や、未発表シーンなどファンには嬉しいおまけも満載されています。

 ジム・ジャームッシュ監督やジョン・ルーリー、ロベルト・ベニーニも、もちろん良いのですが、やはり、私にとってはウェイツが全てです。

Img_0783_7  実力のあるDJであるにもかかわらず、頭を下げることができず、定職に就けず、彼女と大喧嘩。彼女は、ヒステリックにレコードなどを撒き散らしてしまうわけですが、そのシーンで、「靴はよせ。靴は。」とお気に入りの靴にこだわるところが印象的でした。その後のシーンでも、きちんとその靴を拾い、履き替え、捨てられたタオル?でゴシゴシ。

 彼女と別れ、チンピラにはめられ、1000ドルでトランクに死体を積んだジャガーをドライブ。もちろん、死体がトランクにあることは知らずに、口ずさむ歌は・・・ロイ・オービソンのクライング。

 結局、殺人容疑で刑務所に・・・・その刑務所で、ジョン・ルーリーに勧められDJトークを。このときに紹介するのが、ニューオリンズのブルース・マン、アール・キングの大ヒット曲、「トリック・バッグ」。

 キリがないのでこのあたりで・・・・。

 ストレンジャー・ザン・パラダイスよりも、こちらの方が良いと思うのですが、いかがでしょう。

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2007年4月25日 (水)

ヘイル!ヘイル!ロックンロール/チャック・ベリー③

 もう少し続けたいと思います。

 実は、この映画で、当初一番印象に残ったのは、キースの「チャックベリーを聴いて、自分のやりたいことを確信した。会計士にでもなって趣味でもやりたかった。」という言葉です。衝撃でした。あの、キースから会計士という言葉が飛び出したのですから・・・・この言葉が私をいまだに司法書士に留まらせている・・・・と言ったら言い過ぎかもしれませんが・・・(笑)

Img_0817  ここで言うチャック・ベリーの作品は、当然、一連のビンテージもの、すなわち、チェス時代のものということでしょうが、今聴いても文句のつけようがないスウィング感です。これらの作品群があるからこそ、これだけの尊敬を集めている・・・と個人的には考えています。

 私事で恐縮ですが、私も中学1年生のときに、リッチー・ブラックモアのギターを聴いて「これだ!」と確信いたしました(汗)。才能の無い私は、キースとは異なり、司法書士という職業に就きながら、いまだに趣味でバンドをやっております(汗)。比較するのもおこがましいというのは重々承知してますので、念のため。

 

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2007年4月24日 (火)

「ツヒノスミカ」上映会のお知らせなど

 山本起也監督からのお知らせです。

 京都ほか各地で『ツヒノスミカ』の上映が続きます。
 ひとりでも多くの方にご紹介下さればと思います。よろしくお願い致します。
 僕(監督)も京都の初日、小岩、花巻、阿倍野には顔を出そうと思います。

 4月28日(土)~5月4日(金) 京都シネマにて 連日朝10時から一回上映

 5月3日(祝) 小岩コミュニティホール(小岩図書館2階)にて 16時から一回上映

 5月12日(土)~ 金沢シネモンドにて上映予定

 6月10日(日) 岩手県花巻市 ぶどり舎にて一回上映

 8月下旬 大阪 あべのヒューマンドキュメンタリー映画祭で上映

(すべての問合せ/いせフィルム03-3406-9455 こたつシネマ/090-7007-8018)

 また、静岡にて、冬から関わってきましたハイビジョン作品『朝鮮通信使/駿府発21世紀の使行録』が、5月19日(土)お披露目となります。俳優の林隆三さんを朗読者として迎えた新作です。上映会場は静岡市清水区にある清水テルサです。午後二回無料上映を行います。(問合せ/静岡コンテンツバレー推進コンソーシアム050-3433-0863)

 なお、『ツヒノスミカ』のDVDを製作しました。一本5000円です。高くてすみません。
 遠方の方などで、鑑賞ご希望の方がいらっしゃればご紹介下さい。

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ヘイル!ヘイル!ロックンロール/チャック・ベリー②

 ボーナス映像があまりに面白いので続きです。

 本編にも収録されていますが、チャックは自分で書いた歌詞を忘れていまして、クラプトンにたしなめられます。「書いた本人でしょ?」って。その時のチャックの表情がたまりません。さらに、クラプトンの譜面台を覗きに行って、自分の歌詞を確かめています・・・・

Img_1011  チャックが出演に反対だったというエタ・ジェイムスは、同じチェス・レーベルの出身です。にもかかわらず、お互いにそれほど熱心なリスナーではなかったようで興味深いところです。でもチャックの曲のバック・コーラスをエタはやっていたようです。もちろん、チャックにしてみれば「あーそうなの?」てなものです。エタの実力に懐疑的だったチャックですが、リハーサルでのブルース(ど迫力)を聴き、一転してファンになったようです。

 インタビューでは、ドラマーのスティーヴ・ジョーダンの話が興味深いものとなっています。いきなり冒頭で、フレッド・ビロウが大好きだった・・・・という告白にノックアウトされました。もちろん、チェス・レーベルの一連の大ヒット曲を支えた偉大なるドラマーでして、そのスウィング感たるや絶品中の絶品です。

 それにしても不思議なもので、キースは、ストーンズでチャックの曲をたくさんカバーしています。ビートルズも。これによって、チャックは大有名人になるわけですが、ご本人にしてみたら複雑な気持ちでありましょう。この映画は、ある意味、チャックVSキースという側面があって、時に、殴り合いに発展しそうなほどシリアスなやり取りに、こちらも緊張してしまいます。

 あー、キリがないですね。この映画のことを始めますと・・・・(笑)

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2007年4月23日 (月)

ヘイル!ヘイル!ロックンロール/チャック・ベリー

 私のこのブログでの熱いリクエストが届いたのか、ついにこの名作がDVDに!しかも、未発表シーンやインタビューもたっぷりと(もちろん、ご本人のインタビューはなし)。これは嬉しい嬉しい贈り物です。何てったって、このビデオはあまりに何度も観たため、テープが切れてしまったのですから・・・(ホント)

 というわけで、まずはおまけの部分から観ることにしたのですが、これが、凄すぎます。言うまでもなく、生存するアメリカン・ブラック・ミュージックの巨人は、もはやB.B.キングとこのチャック・ベリーしかいません。B.B.はまさに人格者ですが、チャックは、はちゃめちゃです。こんなスケールの大きな人はそうはいないでしょう。J.B.とは共通するにおいがありますけど。

Img_0712_2  すごいエピソードが満載なので、是非ご覧いただきたいのですが、いくつか印象に残ったものを。しかし、ホント、こんなこと暴露してしまってチャックに怒られないの???というものばかりで驚きです。観てる私も恐ろしくなりました(笑)

 80万ドルくらいの報酬を受け取ったといわれるこの作品の収録中にも、勝手にライブの日程を入れてしまい、単独で飛行機で出かけてしまうチャック。しかも、バンドは地元の素人バンド。ギャラは2万5千ドル。そのライブのおかげで、映画収録用の本番ライブの際には声が出ないことに・・・・

 3回刑務所に服役しているチャックですが、3回目はお金で解決することも出来たにもかかわらず、服役を敢えて選択、そして、その間に会計の知識を身につけた・・・・

 この当時還暦だった、そんなハチャメチャなチャックですが、旧友のジョニー・ジョンソンと二人で、若い頃夢中だったブギウギを演奏するときの表情は・・・やはり、ミュージシャンの顔なんですよね。

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2007年4月19日 (木)

探偵物語

 同じ松田優作氏でも、何度も繰り返し観ているテレビ番組ではなく、赤川次郎原作の映画であります。これは初めて観ました。この映画の辻山さんとテレビと工藤探偵とは全くキャラクターが違いますので念のため。

Img_0786_2  時は、1980年代。そして、主人公は大学生。ロケ地は立教大学のようで、少し後に大学生になった私は、当時の雰囲気にやられてしまいました。と言いましても、切ない思い出が蘇ってきた・・・という類のものではなく、全く逆で、あのバブル直前といいましょうか、軽く薄くしか感じられなかったあの当時の雰囲気がやはりダメでした(笑)。

 キャンパスでやたらと盛り上がっている大学生のサークル。映画では、プロレスのサークルが実際にレスリングの真似事をやっていますが、主人公のサークルの先輩というのが、これまた典型的な当時の大学生・・・という感じで、たまりません。こういうやつが実際に出世してたりするからうんざりするんですよね(苦笑)。

 あの時代に大学生であった世代は今40から45歳。思えばずいぶん時が経っていますが、この映画を観て、やはり当時大学生の雰囲気を言葉にすれば「軽薄」としか表しようがないなあ・・・という気持ちに愕然としました(苦笑)。

 そんな当時ですから、優作氏も、居心地が悪そうな感じがします。単なる私の先入観だけかもしれませんけど・・・・(汗)

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2007年4月17日 (火)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~26

 これがVol.6の最後であり、市販されている番組の最後になります。そして、最後に相応しい、驚くべき内容になっています。正直、私は失禁しそうになりました(笑)。おそらく、他にもそういう気持ちになった方は多いと思います。こんなところにこんなお宝映像があるなんて・・・・早く出してよーという感じでしょうか。

200509181648001  あの、ビッグOこと、オーティス・レディングが・・・・、あの、ダブル・ダイナマイトことサム&デイヴが・・・・そして、・・・・もう言葉がありませぬ。

 嬉しいおまけは、オーティスが司会を務めているところです。さあ、丁寧に紹介していきましょうか。1曲目は、オーティス自身の「ミスター・ピティフル」です。このノリ、この歌。やはり、ソウル・シンガーの最高峰に位置する雲の上のお方です。絶品中の絶品。お宝映像という他ありません。

 2曲目が、オヴェイションズの「ツイストで踊り明かそう」です。サム・クックのフォロワーは数え切れないほどいらっしゃるわけですが、このオヴェイションズほどのそっくりさんはいません。ホント、くりそつです。しかし、このグループの映像が観れるとは・・・

 3曲目は、大有名曲「男が女を愛するとき」のオリジナルです。パーシー・スレッジ氏です。この映像もびっくりですね。誰もが知ってるこの曲ですが、この映像は観た方ほとんどいないでしょうから。

 4曲目は、バーケイズです。ゲイトのバンドもよくやっていましたが、やっぱ、こっちのオリジナルに一票です。

 5曲目は、ブルース・シンガーとして紹介されるミッティー・コリアです。6曲目が、ガーネット・ミムズでして、ジャニスがこの方の曲をカバーしておりましたね。実に渋い選曲でした。

 7曲目は、パティ・ラベルとブルーベルズです。今や、アレサと並ぶ女王という感じですが、この当時はまだお若い。でも、その迫力はやはり「クイーン」という貫禄です。

 そして、そして、トリはサム&デイヴです。前座として、バンドのインスト(シークレット・エージェント・マン)がありますが、最後の一曲、「アイ・テイク・ホワット・アイ・ウォント」で失禁状態です・・・・(笑)派手なスーツにカッコいい、アクション!オーティスすら恐れたコンビです。もうこれ以上カッコいい音楽がどれだけあるのか!と叫びたくなるくらいのカッコよさです。必見中の必見です!

 うーん。これでこの連載も終わり・・・名残惜しゅうございますが、仕方ありません。ショウ27以降は存在しないのかなあ・・・・それにしても、ビート!!!!最高です。

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2007年4月16日 (月)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~25

 いよいよラスト2。ショウ25でありますが、またもや、メガトン級の3人がゲストです。フレディ・キング、リトル・ミルトン、ジョー・サイモンです。

 一発目はフレディの「シー・シー・ベイビー」の生演奏!確か、ファーストLPのA面1曲目だったはず。ジョニー・ウィンターなどもカバーしてましたね。名曲です。

20050911_1138_003_1  続くミルトンは、十八番の「泥水を飲んだほうがいい」です。最高です。ただ、歌だけでなく、ギターも聴きたかったなあ・・・・3曲目の「僕を信じて」は、口パクです。うーん。残念。

 あれ、またゲイトマスが欠席してますねえ。

 色男、ジョー・サイモン氏は、何と、B.B.キングの「朝起きたら・・・」を生演奏で披露してくれます。うーん。カッコいい!二曲目はプレスリーもやっていた有名曲「チャペルで泣く」です。こちらも実にいい感じです。

 トリはやっぱし、フレディ!です。ファニー・ボーンとハイダウェイで決まりです!

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2007年4月15日 (日)

人間の証明

 松田優作氏を観たくて、久しぶりにこの映画を鑑賞しました。ジョー山中氏の印象的な主題歌(子供のころはクイーンの大ヒット曲「ボヒーミアン・ラプソディ」と混同していました。今でも、ママ~と歌いだすとジャスキルアマン・・・と繋ぎたくなります)と西条八十という方の「帽子」という詩がとにかく心に残ります。

Img_0798_3  ラストシーンは、このテーマ曲とテーマ詩?と谷に落ちていく麦藁帽子の映像が重なって、何とも表現しがたい複雑な気持ちを喚起させてくれます。取り返しがきかない過去、過ぎてしまったら二度と戻って来ないこれからの瞬間、遠い記憶、遠いからこそ美化されているであろう記憶・・・・・

 すべて、このシーンのためのお膳立てであるかのような・・・・・私の思い違いでしょうか。

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2007年4月13日 (金)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~24

 ショウ24は、ハイ・レーベル特集とでも言えそうな内容です。そうです。あのハイ・レーベルです。メンフィスの。スタックスかハイか・・・とも呼ばれるソウル・シーンの最高峰のレーベルですよ。狂喜しています。私は。

Img_0802_1  O.V.ライト、アル・グリーン、シル・ジョンソン、アン・ピープルズ、オーティス・クレイなど、もう超一流のソウル・シンガーを多く抱えてきたレーベルですから・・・・

 そして、今回の出演者は、アンのご主人のドン・ブライアント、そして、ブルース色の強いビッグ・エイモス・パットン(こんな渋い方が出てるなんて驚きです。)、ウィリー・ミッチェル(トランペット)、メイボン・ホッジズ(ギター)らとなっています。最後のお二人は、ハイ・サウンドの屋台骨の中心人物といえるような方々です。そして、他のバンドのメンバーも、同様、ハイ・サウンドを支えてきた面々であろうと思われます。その生演奏が観れるのですから・・・・すごい!あの、キース・リチャーズも憧れていたハイ・サウンドですからねえ。特に、メイボンのギター・プレイは、圧巻です。

 おまけというわけではないでしょうが、リトル・ミルトンも余裕の1曲を披露してくれています。ただし、口パク。

 あー、もっとハイ特集観たい・・・・

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2007年4月12日 (木)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~23

 ショウ23は、再々再登場くらいのフレディ・キング。そして、同じく、ジョー・サイモンが大物ということになりましょうか。

Img_0837_1  しかし、一発目のテキサス出身のヴォーカル・グループ、フォー・エムズも実にいい感じです。初めて知りましたが。ちょっとノーザンっぽいサウンドです。

 一方、ジョー・サイモンは大物の貫禄丸出しという感じです。一見、若い頃の美川憲一氏のような気もしないでもありませんが・・・・(笑)ロング・ホット・サマーは最高!でっす。カッコよすぎ。

 22にも出演していたエヴァ・ラースは、エタ・ジェイムスのヒット曲「泣くことしかできなかった」を歌ってくれます。あー、良い曲だ。やっぱし。

 フレディの熱演については・・・・もう敢えて言うまでもないでしょう。最高です!スロー・ブルースとダンス・チューン。いずれもフレディの真骨頂です。フレディの汗とキメのポーズが強力です。必見です。

 ゲイト抜きのビート・ボーイズがJBの初期のヒット曲、グッド・グッド・ラヴィンのインスト・バージョンをやっています。何でもありのバンドです。

 そして、ミニ・ブランドこと、アール・ゲインズがブルースをきめてくれます。あー、カッコいい。

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2007年4月11日 (水)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~22

 いよいよ最後のディスクでありますVol.6に突入します。予告しておきますが、最後の最後はホントに爆発しそうなゲストが登場します。

 さて、ショウ22ですが、またまたマイナー(失礼)ですが熱いシンガーが出演しています。ジョニー・ローランド、タミー・マックナイト、エヴァ・ラース、ボビー・ヘブ(ただし、氏は歌ではなく、大道芸みたいなスプーン芸?を披露しています。これがすごい!)など・・・・知っている方がいらっしゃいましたら、ホントのマニアでしょう。是非、ご教示いただきたい。それにしても、やはり感じるのはこの時代のソウル・ミュージックの厚みです。

Img_0800_7  またまた、ゲイトマスが欠席ですが(有名になって単独ツアーでもやっていたのでしょうか?それともレコーディング?)、ジョニー・ジョーンズがカッコいいインストを決めてくれます。

 今回の有名曲のカバーは、ロジャー・マーティンの「この強き愛」とアール・ゲインズの「ホールド・オン」です。いずれも熱い!

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2007年4月 8日 (日)

時計じかけのオレンジ

 キューブリックの映画は、(特にファンというわけではないのですが)概ね観ていると思っていたら、この有名作品は観ていませんでした。いや、正確には、観ているけどすっかり忘れていたのかもしれません。

Img_0885_2 1971年の作品ということで、様々な賞もとっているということですが、この時代に観ますと、近未来というよりも、もう既に「現在」という感じで、リアルすぎて楽しめないように思います。暴力的なシーンなどは特に。現実が映画を超えてしまっているような感想を持たざるを得ないと言いましょうか・・・・また、映画にはなっていない小説の最後の部分も救いようのない印象を受けますし・・・いかがでしょう。もちろん、何とか療法というのは存在はしないのでしょうけど。

 逆に言えば、35年以上前に出来た作品ですから話題になったのでしょうし、先見性があったということは言えるのかもしれません。

 それにしても、この作品で描かれるバーなどの飲食店って、バブル時代の安っぽいバーにそっくりだなあと思うのは私だけ?

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2007年4月 7日 (土)

欲望

 ロッキン・オンなどでよく話題になっていたこの映画も、DVD化されており、その存在を知ってから25年以上経過した今ようやく鑑賞することができました。そうです。ヤードバースの演奏シーンが観たかったのであります。ハービー・ハンコックが音楽を担当していたことは初めて知りました。

 何と言っても、ベックとペイジが在籍していた当時ですから。それにしても、お二人とも若い!その後のロックシーンをリードしていくお二人ですので、もうエネルギーに満ち溢れている・・・・という印象です。正直、少なくとも2,3曲はやってほしかったな。

200510192058000_2  一方、映画の方も音声解説を聞きますと、いろいろな哲学的な意味が込められているようです。興味のある方は是非「音声解説」を。

 ヤードバースの演奏シーンについての解説は概ね次のとおりです。演奏中は無表情だった観衆が、ベックが壊したギターを記念品として残そうと急にエキサイトし、取り合いになります。そして主人公が壊れたギターのネックをゲットするわけですが、会場から出てしまえば単なる壊れたギターに過ぎず無価値なものに変容します。そして道端に捨てるわけですが、これを拾った通行人も、まったく見向きもせず無造作に道に捨ててしまいます。

 印象に残った解説は、芸術の定義?です。「目的を持ったものはもはや芸術ではない。芸術というのは無目的なものである・・・・」というような趣旨だったと思います。写真家の主人公が骨董品屋で大きなプロペラを購入するシーンがこれを象徴している・・・というわけです。

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2007年4月 6日 (金)

Viva Joe Strummer

 やっぱり、ジョーは最高です。ファンであれば観ておきたい貴重な映像がてんこ盛りとなっています。ジョンもファンに対して寛容というか、自宅にまで入れて食事しているシーンがありましたが、ジョーもファンとの交流をとても大事にしていたようです。知ってはいましたが、このフィルムを観て改めてそのオープンなところにびっくりしました。

 以下、ランダムに・・・・

 たとえば、私の衝撃的な初クラッシュ体験だった、あの「クラッシュ・シティ・ロッカーズ」の演奏シーン。もうこれだけで私はノックアウトです。

 解散後10年以上経っての、ジョーとミックの共演ライブ・・・・これもファンにはたまりませんよね・・・・

Img_0720_1  そして、病気で痩せてしまったと思われる、トッパーのインタビューが、これまでの作品と違い、本音をさらけ出しているように感じられます。ジョーの訃報に対し、「本来だったら俺のはずだった。」などと吐露されています。

 ただ一点、なぜ、ポールのインタビューが収録されていないのでしょうか。以前の作品にはポールもインタビューに答えてくれていましたので、疑問です。もちろん、それでもマストなわけですが・・・

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2007年4月 5日 (木)

メタル~ヘッドバンガーズ・ジャーニー

 またしてもメタルのバイブルとも言えそうな作品の登場です。

Img_0728  近時のメタルには全くついていけていませんが、もともとハード・ロックから洋楽の世界に足を踏み入れた私としては、メタルのルーツには常に?興味をもっております。この作品では、あるメタル・ファンが自身の視点から、その起源や何故メタルは嫌われるのかなどを、ミュージシャンやファンなどのインタビューを絡めてアプローチしています。

 まずは、メタルの先駆者は誰か・・・・いきなり、議論が割れます(笑)。一番多かったのはサバスでありますが、私も同感です。豪邸に住むトニー・アイオミのインタビューも興味深いものになっています。また、ディオやれレミー、アイアン・メイデンなどのインタビューも満載です。

 それにしても、びっくりしたのが、メタルの分類です。聞いたことのないカテゴリーがいっぱいで、ここまで細分化されていることになっているとは・・・・もうほとんど知らないバンドばかりでした。一方、そのカテゴライズにも納得できない部分も少なくありませんでした。載っていないバンドもありましたし。

 というわけで、前半はとても楽しめました(笑)。あるミュージシャンが言っていた、「すべてのメタルはサバスの焼き直しにすぎない」という趣旨の言葉にはうなずけました。やはり、私にとってのメタルの先駆者は、ブラック・サバス。そして、その後、メタルを再定義したのが、ジューダス・プリースト。さらにその後、パンクなどの影響を受けたNWBHMムーヴメントのいくつかのバンド・・・・このあたりまでが本気で聴いていたメタルであります。

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2007年4月 4日 (水)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~21

 またしてもゲイトがお休みのショウ21ですが、ジョニー・ジョーンズが頑張っています。

Img_1010_2  またしても、大物、ルー・ロウルズ氏の登場です。1曲は口パクなんですが、堂々たる口パクでして、貫録勝ちと言えましょう。2曲目は、生演奏のブルースですが、これも余裕綽々という感じでかるーく、歌いきります。こういうブルースも実に粋でカッコいいものですね。惚れ直しました。

 ジミー・チャーチは、またしてもオーティスもカバーしていたデイ・トリッパーをやっています。アメリカのディープ・サウスまで浸透していたビートルズもすごい!

 これで、Vol.5も終わりです。やはり、ルー氏が目玉だったでしょうかね。

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2007年4月 3日 (火)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~20

 なぜか、このショウ20と21には、ゲイトマスが欠席しています。風邪でもひいたのかしら?

 ショウ20の目玉は、ナッシュビル出身のディープ・ソウル・シンガー、アール・ゲインズでしょう。とはいえ、ほとんど無名だと思います(失礼)。私も映像は初めてです。レコードは・・・どこかにあったような無かったような・・・・

Img_0794_1  生演奏で2曲披露してくれています。1曲目を観ながら、ボビー・ブランドを田舎くさくしたような(これまた失礼)感じだなあ・・・と思っていましたところ、案の定、二曲目では、そのブランドの大ヒット曲、「ターン・オン・ユア・ラヴ・ライト」を歌ってくれました。これが最高です。そうです。ブルース・ブラザース2000でもバンド・コンテストで披露していた例の曲であります。ブルース・ブラザースの歌より、数倍良いです(笑)。

 もう一人の無名(失礼)のディープ・ソウル・シンガー、ロッジ・マーティンも実にエキサイティングです。やはり、アメリカ南部の層の厚さは半端ではありません。

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2007年4月 2日 (月)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑲

 ショウ19は、一転して豪華キャストになります。冒頭のフレディ・キングのインスト「パパのニューバッグ」にはびっくりします。そうです。あのJ.B.の大ヒット曲であります。うーん。歌って欲しかった・・・・・

Img_0888  続きますが、シカゴ出身の大物ルー・ロウルズであります。そうです。ブルース・ブラザーズ2000にも出演されています。さすが名人!という歌を聴かせてくれます。しかもゲイトマスのバンドの生演奏で。リロイ・カーのスロー・ブルース、「ハウ・ロング」が最高です。ルー氏は、ゲイトに「ブルースはどうだい?」みたいな感じで軽く促します。ゲイトはにやりとして、実にカッコいいギターを弾き始めるのです。これぞ、ブラック・ミュージックの醍醐味。カッコいいったらありゃしません。ゲイトのソロも番組を通しても一番良い出来の部類でありましょう。ルー氏もこの時期が一番いいのでは?大物ですから、オフィシャル・サイトもあります。

 http://www.lourawls.com/

 再登場のジョー・サイモン、ラティモア・ブラウンも貫禄ですが、今回はさらにサザン・ソウルの隠れた巨人、テキサス出身のZ.Z.ヒルが登場します。これにもびっくり。若い・・・ですし。そうです。マラコ・レーベルでダウン・ホーム・ブルースをヒットさせた方です。その充実したキャリアは下記などを参考にしてみてください。

 http://www.soulfulkindamusic.net/zzhill.htm

 そして、締めはフレディのインスト。貫録勝ちですね。横綱って感じです。

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2007年4月 1日 (日)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑱

 ここからVol.5になります。まずは、ショウ18です。収録は1966年です。

 何とこのショウは、知ってる方が、既に登場しているロバート・パーカーのみ、という情けない状態です。逆に言えば、奥深い、ブラック・ミュージックの世界に改めて魅力を感じるわけですが。

Img_0807  最初のチャック・バーナードは、シカゴ出身ということで、洗練されたサウンドを聴かせてくれますが、その余は不明です。ウェブでもほとんど出てきません(汗)。どなたか・・・。氏はダニー・ボーイも歌っております。そうです。グッド・フェローズで、ずっとデニーロに煙たがられて、やはり後半で始末されてしまう鬘の宣伝に出ていた男・・・・うーん名前が・・・・その彼が主人公のヘンリーに諭されるときに口ずさむのが、このダニー・ボーイでありましたね。

 次に登場する、ミシシッピ出身の女性シンガー、マミー・ガロア(で表記が正しいのかも不明)も初めて知りました(汗)。http://funky16corners.blogspot.com/2005/11/mamie-galore-special-agent-34-24-38.html

 続く、ジェイモ・トーマスは、バハマ出身のようです。アラバマ出身のミッティ・コリアも実に濃厚な歌を披露してくれています。この方の歌も初めて聴きました(汗)。

 http://www.soulwalking.co.uk/Mitty%20Collier.html

 そして、ゲイトとジョニー・ジョーンズのギター・バトルがこの回でも観れます。ゲイトもさることながら、ジョニーのアームの使い方が実にカッコいいんです。ラスト・ナンバーは、ゲイトの有名曲「オーキー・ドーキー・ストンプ」で決まりです!

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2007年3月30日 (金)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑰

 ショウ17で、Vol.4も終わりです。ショウ17は、16にも出演していた、ニューオリンズ勢、クラレンス・ヘンリーとロバート・パーカー(ほのぼのした感じがいい感じです。)に加え、ルイジアナ出身のジョー・サイモン氏が目玉となっています。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Joe_Simon_(musician)

 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/kt-tokyo/joesimon.html

Img_0946_1  しかし、このジョー・サイモン氏を取り上げるとは、本当にこの番組は渋い!し素晴らしい!レコードがどこに行ったかわからないジョー氏の歌を聴くのは数年ぶりですが、実に良い声(バリトン・ヴォイスっていうのでしょうか)ですし、素晴らしい歌いっぷりです。あー、もっとじっくり聴きたい・・・・レコードで・・・

 いつもカッコいいゲイトは、ジョニー・ジョーンズとのギター・バトルをやってくれています。二人ともホントカッコいいフレーズを連発してくれます。ギターっていうのは、こうやってソロを取るんだ!というお手本です。必見!

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2007年3月29日 (木)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑯

 ショウ16は、ニューオリンズ特集という感じでしょうか。いきなり、クラレンス・蛙男・ヘンリーです。なぜ、フロッグマン(蛙男)と言われていたかは・・・・一曲目の大ヒットチューン「エイント・ガット・ノー・ホーム」をお聴きいただければ明確になることでしょう。しかし、日本語にすると、すごいニックネームですね。ご本人はどんな気持ちだったのか正直不安になります。が、このヒット曲は最高です。そうです。バンドのカバー集「ムーンドッグ・マチネー」のA面1曲目がこの曲でありました。

 http://www.tsimon.com/henry.htm

 もう一人のニューオリンズのシンガー、ロバート・パーカー氏は、私もバンドでやろうと思っている「ベアフッティン」を披露してくれています。そうです。ピケット氏もカバーしたヒット曲であります。うーん。良い曲です。やっぱり。

 http://funky16corners.tripod.com/12_robert_parker.htm

Img_0788_4  そして、熱いのはサザン・ソウルの巨人、再登場のラティモア・ブラウンです。何と、これまた大好きな「トリート・ハー・ライト」をライブ演奏してくれます。そうです。あのオーティスもカバーしていた、ロイ・ヘッド&トレイツ(だったと思います)の名曲中の名曲です。

 フロッグマンは、最後はピアノを弾きながらニューオリンズ・テイストたっぷりの「アイ・ドント・ノウ・ホワイ・・・」を披露してくれます。ファッツ・ドミノ・スタイルとでもいうのでしょうか。実に良い感じです。

 またまた今回もゲイトのギターは冴え渡っています。

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2007年3月28日 (水)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑮

 ショウ15は、以前にも登場したことのある、ブラック・ミュージック界の大物中の大物、ルイ・ジョーダンの特集といえましょう。何と5曲も披露してくれているのです。そして、前回とは違って、自身のバンドであるティンパニー・ファイヴがバックを務める生演奏と来ているわけですから、もう鼻血ものです。ホントの話。

 http://www.louisjordan.com/

 大有名曲のカルドニア、G.I.ジャイヴ、ドント・レット・サン・キャッチ・ユー・クラインを含む5曲ということで、もう素晴らしいとしか・・・・でも、実はもっと聴きたい曲たくさーんあります。ラン・ジョーとか・・・・あげればキリはありませんのでやめておきますが。ゲイトとの共演も観たかったですね。欲を言い出すとホント、キリがない(笑)。

Img_0801  もう、バンドのアンサンブルも最高ですし(個々のプレイももちろん名人!)、アクションも最高。歌のノリなど、もうこれ以上があるのか!というくらいのノリの良さです。絶品中の絶品。必見中の必見モノです。今回ばかりは、フレディ・キングでさえも分が悪い・・・・という感じです(もちろん、熱演ですし、並の相手であれば絶対に勝ってますが。)。それにしても、こんな映像に出会えるとは・・・・・感謝感激。

 さらに、最後のフレディとゲイトのギター・バトル?が見ものです。ギタリストは必見でしょう。最初にリードをとるのがゲイトですが、余裕のゲイト節をかましてくれます。この間の取り方は、真似しようったって真似できない名人芸です。このソロに煽られてかフレディのリードもこれまた力の入った最高のソロであります。これぞ相乗効果!ブルース・ギターの醍醐味といって差し支えないでしょう。

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2007年3月27日 (火)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑭

 ショウ14からは、4枚目のディスクになります。ここからは洋盤です。

 このショウ14の目玉は、やはり、再登場のフレディ・キングということになりましょう。しかし、ショウ13にも出演していた、モーリス&レイディアンツの生演奏2曲も最高です。モータウンの大ヒット曲「ショットガン」もやってくれるのですが、このダンスがまた良いのです。モータウンほど洗練されてはいませんが、サザン・ソウルほど野暮ったくもない(失礼)、このシカゴという中間地点?的なダンスと音が実に個性的です。

Img_1017  また、このDVDで初めて知ることとなった、レス・ワトソン&パンサーズは、生演奏で、サム・クックの名曲、「変化は訪れる」をやってくれています。テキサス出身のようです。

 そして、大トリは、やはり、キング。フレディ。クラプトンでも有名な、「君は女性を愛したことがあるか?」です。名曲中の名曲の熱演です。言うことはありません。必見です。

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2007年3月24日 (土)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑬

 ショウ13も、ショウ12とメインの出演者は同じです。ロッジ・マーティン、ボビー・パウエル、ジョニー・テイラーの3人であります。

Img_0790_2  しかし、シカゴ出身のレイディアンツという3人組も実に良い感じです。シカゴということで、サザン・ソウルとは全く違った洗練されたサウンドです。インプレッションズに近いと思われます。ダンスも最高で、やっぱり、ノーザン・ソウル!という趣です。こういうのも大好きな私です。

 ボビー氏は、また2曲披露してくれます。最大のヒット曲、CCライダーもやってくれています(もう1曲は、カウント・ベイシーのインスト)。一方、ジョニー氏は、オリジネーターであるサム・クックの「ローマは一日にしてならず」を披露しています。うーん。やっぱジョニーの歌は最高に濃いです。生演奏ですからねえ。サイコー。

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2007年3月23日 (金)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑫

 ショウ12の目玉は、またしてもサザン・ソウルの隠れた巨人、ボビー・パウエルでしょう。「It's Getting Late in the Evening」と「Do Something for Yourself」の2曲を披露してくれますが、この黒いこと黒いこと。もう、私はこれだけで満足です。

 このボビー氏、ソウル・ファンの中でも、ほとんど無名に近いのではないでしょうか(失礼)。こんな良いシンガーであるにもかかわらずであります。あまりCDも市販されていないようですが、ソウル・ファンであれば絶対聴いておくべき方でしょう。

 http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD84886/index.html

Img_0945_3  ところが、サザン・ソウルの超大物ジョニー・テイラーもまた出演してくれています。それにしても、若い!まだ相当スリムな体型でびっくりします(失礼)。

 そして、このDVDで初めて知ったロッジ・マーティンというサザン・ソウル・シンガーが、これまた良いのです。この方は完全に無名でしょう(失礼)。何と、この方、オーティスのリスペクトとJ.B.のアウト・オブ・サイトという2大巨人の2大ヒット曲を何のてらいもなくカバーしてらっしゃいます。ゲイトマスのバンドの生演奏です。相変わらず何でもやるゲイトのバンドです。これ以外にも、インストで、「マイルストーン」まで披露して仰天しました(笑)。

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2007年3月21日 (水)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑪

 1966年3月14日収録のショウ11は、またしてもとんでもない超大物が登場します。

 そうです。オーティス亡きあと、スタックス・レーベルを引っ張っていた、ソウル・シンガー、ジョニー・テイラーです。この方のこの当時の映像が観れるなんて・・・・(涙)にわかには信じられません・・・・

 他には、おなじみリトル・ゲイリー(6歳の少年)のオリジナル2曲が披露されますが、年齢を考えると、やっぱりすごい。そう思います。既に貫禄もありますもの。

 で、ジョニー・テイラーなんですが、残念ながら口パク。でも曲は、大好きな「アイ・ハド・ア・ドリーム」。これが生演奏だったらなあ・・・・クロッパー&ダンのバックで・・・・そんなことを思わずにはいられません。やっぱり。

Img_1003_1  ちょっと驚きなのが、ショウ10にも出ていたワンダ・ルーザンの「カム・シー・アバウト・ミー」です。そうです。シュープリームスのナンバー1ヒットなんですが、まず、モータウンの人気がアメリカの南部まで浸透していたことが驚きです。そして、この曲も、ゲイトマスのバンドが生演奏を務める・・・・これがもっと驚きでした(笑)。さすが、ゲイトマス!頭が下がります。

 それでもって、その次に、ビートルズのハード・デイズ・ナイトを歌無しで演奏するんです。これも驚いたなあ・・・なんで、ここで、この曲?必然性が全く感じられませんでした(笑)。

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2007年3月20日 (火)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑩

 ようやくVol.3です。1966年2月16日収録のショウ10です。冒頭は、おなじみジミー・チャーチのサティスファクションです。もちろん、ジャガー&リチャーズのあの曲です。オーティス・バージョンとでも言いましょうか。でも、オーティスというより、ジャッキー・ウィルソンとう感じです。カッコいいです。

Img_1010_1  続くは、ワンダ・ルーザン(このDVDで初めて知りました)のボサノバ!です。バックの生演奏がゲイトのバンドだからびっくりです。さすが、ゲイト。何でもこなします。

 しかし、このショウの目玉は、超大物。この方の生演奏を観ることができるとは思っていませんでした。ゲイトマス・ブラウンの表情も明らかにこれまでのゲストと違います。尊敬の気持ちが顔の表情にまで出ています。そのゲイトはもちろん、B.B.キングも、J.B.も、チャック・ベリーもみんな大好きで尊敬していた、R&Bの第一人者、ルイ・ジョーダンです。ルイ・ジョーダンですよ。皆様。しかも、生演奏の「サタデイ・ナイト・フィッシュ・フライ」です。大ヒット曲です。もう釘付けです。さすが、ビート!グレートとしか言いようがありませぬ。うーん。素晴らしい。

 

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2007年3月18日 (日)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑨

 またまた同日収録のショウ9です。やった!またフレディ・キングの登場です。一発目は、お得意のダンス・チューン。「サンホセ」。ヒット・チューンです。マジック・サムもやってました。速いバージョンで。徐々に顔に滴る汗がリアルです。必見!

Img_0835_1  フレディは、もう1曲。「トア・ダウン」。これもブルース・ファンにはおなじみの名曲でしょう。クラプトンやラッシュもカバーしてます。このノリ。この切れ味。このパワー。これぞ、ブルース!なぜかバックに3人の女学生がつき、はちきれんばかりのダンスを披露してくれています。このミスマッチ?が何とも言えません・・・

 ゲイトのバンドもカッコいいし、他の出演者もいいのですが、やはり、このショウはフレディでしょう。最後の、リトル・ゲイリーの歌うモージョ・ウォーキンは嬉しいおまけという感じでしょうか。

 このショウ9でVol.2は終わりです。Vol.2は、フレディ・キング、バーバラ・リン、ジョー・テックスがビッグ・スターということでしょうか。

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2007年3月17日 (土)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑧

 お次は、ショウ7と同じ日に収録されたショウ8でございます。同じ日ということで、冒頭が再び、バーバラ・リン。歌はモータウン・ナンバーの「マネー」。しかし、この曲もよくカバーされていますよね。ビートルズもストーンズも、そして私のバンドも(笑)。

Img_0753  このショウでも、バーバラは2曲披露してくれます。やっぱり、ギターの弾き方に魅せられますね。まず。サウスポー&サムピックに。しかも今回は私と同じテレキャスです。音色も良いし、歌ももちろん良いですし。さいこー。

 そして、大物ジョー・テックスの再登場です。口パクでもカッコいい、ジョー氏は健在です。ロックパイルもカバーしていた「If Sugar・・・」が最高です。うーん。やっぱ超一流ですわ。ニック・ロウもデイブ・エドモンズもこの番組をイギリスで観ていてこの曲を選んだのでは???

 そして、ゲイトマスは、何と、パーカーの「ビリーズ・バウンス」をやってくれます。さすが何でもありのゲイトです。

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2007年3月13日 (火)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑦

 1966年2月16日収録のショウ7の目玉は、サウスポーのバーバラ・リンでしょう。

 冒頭からライブ演奏での「ホワッド・アイ・セイ」。もちろん、レイ・チャールズの大ヒット曲です。ブラックレインで高倉健も歌っていた・・・・

Img_0885_1  このバーバラのギターがむちゃくちゃカッコいいのです。サウスポーでサムピックというスタイルは他に思い出せません。おそらく有名どころでは彼女だけでは?弾き方がとにかくきまってます。バーバラは、もう一曲、「ユール・ルーズ・ア・グッド・シング」をやってくれます。一番のヒット曲ですから、もう言うことはありません。実に良いバラードです。

 そして、、もう一つの目玉?が、リトル・ゲイリー・ファーガスンという6歳の子供の歌うJ.B.の「アイ・ガッチュ」でしょう。マイコーを連想せずにはいられません。うーん。何かで観たマイコーのご幼少時代のフィルム、もう一度観たくなりました。でも、このゲイリー君も決して負けてはいません。J.B.ばりのアクションをキメ、後ろのゲイトマスもにやにやしています。

 もちろん、他の出演者である、シカゴのケリー・ブラザースもマイティ・ジョー・ヤングも良いですよ。

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2007年3月10日 (土)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑥

 というわけで、いよいよVol.2であります。ショウ6からスタートです。収録は1966年2月15日です。

 ショウ5にも出演している、ジミー・チャーチによる、オーティスの「I can't Turn ・・・」の生演奏で始まります。ブルース・ブラザースなどでも有名なあの曲です。

 そして・・・・・もうこれ以上は無い衝撃とも言えそうな、メガトン級の生演奏、あの、フレディ・キングの大ヒット曲「ハイダウェイ」と、スロー・ブルース「アイ・ラヴ・ザ・ウーマン」です。この2曲だけでもすごい価値だと思います。切れ味鋭いギターと歌。そして、フレディの汗・汗・汗!徐々に乱れてくる髪型。これぞ!ライブ!必見中の必見作品です。断言します。

Img_0943_2  続くはゲイトマスの「サマータイム」。面白いアレンジでやってくれています。その後、「ジャマイカ・フェアウェル」なんて曲もやってくれたりして、幅広い音楽性を当時から見せつけてくれています。この曲は、チャック・ベリーもやっていましたね。ゲイトとチャック、似ているところありませんか?

 最後のブルース・セッションもいいですねえ。おそらく打ち合わせ無しなんでしょうけど、さすがに皆さんプロです。自分の個性をしっかり歌とダンスで出してくれています。

 それにしても、フレディ・キング!凄すぎます。

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2007年3月 9日 (金)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~⑤

 このショウ5で、Vol.1は終わりです。収録は1966年2月15日となっています。有名どころでは、既に紹介させていただいた、ジョー・テックスとカーラ・トーマスが出演しています。この二人は、R&B・ソウルの世界では必ず名前の挙がる方ですので、良いのはある意味当然です(笑)。

Img_1010  しかし、このショウは、無名どころ(失礼)が熱い!でも、ラティモア・ブラウンやロスコー・シェルトンでさえ、知る音楽ファンはほとんどいないのに、さらにマイナーな方々ですから・・・・ジミー・チャーチ、コマンダーズ、クリオ・ランドルの3方です。私もこのDVDで初めて知りました。いずれも生演奏ということもあって熱いです。特に、コマンダーズのダンス天国にしびれました。クリス・ケナーではなく、ピケットのバージョンのカバーですが、ダンスがすごい!カッコいいです。ホント。有名人2名がレコードで無名人が生演奏というのはどういうことなのでしょうかね。常識的には逆のような気もするんですが・・・

 それにしても、この時代のこの分野におけるミュージシャン、シンガーの層の厚さときたら、私などの想像をはるかに超えているようです・・・・だから、興味は尽きないわけですけど・・・

 リトル・ミルトン、エスター・フィリップス、ジョー・テックス、エタ・ジェイムス、ラティモア・ブラウン、ロスコー・シェルトン、カーラ・トーマス、そして、ゲイトマス・ブラウン。というのが、Vol.1でありました。うーん。やっぱ、しごい・・・

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2007年3月 5日 (月)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~④

 ショウ4は、1966年2月14日の収録となっていますが、対外的には目玉は、カーラ・トーマスであることは異論のないところでしょう。元祖ファンキーのルーファスお父さんの子であり、サザン・ソウルの名門スタックス・レーベルのサラブレッド?であった彼女ですから。

Img_0956  しかし、ギター弾きにとっては、目玉は、ゲイトマスの生演奏による「ハヴ・ユー・エヴァー・ビーン・ミストゥリーテッド」であることも異論がないものと思われます。このギター・プレイを観てください。余裕のオブリガードのカッコよさったらありません。バディ・ガイとはまた違ったカッコよさなんですよね・・・・もう何度も何度も観たくなる演奏です。

 もう一人紹介しておきましょう。マイティー・ジョー・ヤングです。この方も我が国では無名に近い(失礼)ですが、タフそうな外見どおりの歌を聴かせてくれます。生演奏ではないですけど。http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD29210/index.html

 それにしても、モータウンと比較して、洗練されていない(悪口ではないですよ。念のため)踊りが印象的です。これが南部のソウル、という感じでしょうか。大好きです。

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2007年3月 4日 (日)

ダイヤルMを廻せ!

 うーん。これも1500円。まさに、これは破格と言えるのではないでしょうか。ほとんど大絶賛されている名作ですから。以前観たようにも思うのですが、まったく覚えていませんでしたから、初めてかもしれません(汗)。あらすじなどは下記を。1954年の作品です。

 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/dial-m.html

 http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/DIAL%20M%20FOR%20MURDER.htm

 ものすごいテンポの速さで物語が進みますので、第三者への殺人の依頼の部分など、ありえないのでは?と思う部分もあるかもしれませんが、それはそれ。歯切れの良さということで理解しています。

Img_0943_1  ワイルダーの「失われた週末」でのアルコール依存症の熱演をした、レイ・ミランドの良い人ぶりが、やはりヒッチコック映画の王道というべきでしょうか。そういえば、「失われた週末」では、ライ・ウイスキーを好んで飲んでいましたね。実に美味しそうでした(笑)。この作品では銘柄までは特定されていませんが、やはり、お酒を飲むシーンは少なくありません。

 ちょい役で出てくるヒッチコック監督ですが、今回は何と写真での登場。うーん。一本取られた・・・というところでしょうか。傑作です。映画ファンなら必見であることは異論のないところでしょう。

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2007年3月 2日 (金)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~③

Img_1005  あまりに濃いので、一記事一ショウの原則で紹介させていただきます。

 ショウ3は、ショウ2と同じく、1966年2月1日収録のものです。1曲目から、エスター・フィリップス!歌うは、ビートルズの「アンド・アイ・ラヴ・ハー」の女性版カバー、「アンド・アイ・ラヴ・ヒム」。かなりヒットしたようですね。

 続いて、ラティモア・ブラウン。こういう方が出てくるあたりが、南部!!という感じで嬉しいですよね。ほとんど無名でしょうが(失礼!)、初期のサザン・ソウルの巨人です。あー、どこかにLPがあるはずなんだけどなあ・・・聴きたいなあ・・・。何と1曲目は生演奏の、「アイ・ガッチュ」。そうです。J.B.のカバーです。当時のR&Bやソウルの世界、ブルースでもそうですが、こうやって有名人の有名曲をそのまま演奏するってことを平気でやっていますよね。おおらかな時代と言えましょうか。

 続く、ゲイトマスのバンドのインストがまたカッコいい!そして、既におなじみ?エタ・ジェイムスをはさんで、ロスコー・シェルトンです。ナッシュビル出身です。って、知ってる方は皆無でありましょう(失礼!)。ラティモア氏同様、アーリー・サザン・ソウルの重要人物です。ホントに久しぶりにこの方の歌声を聴きましたが、やはり素晴らしいですね。あー、レコード何処行ってしまったんだろうなあ・・・あるはずなんだけどなあ(笑)。何と、1曲目は、マネーです。あのモータウンのです。生演奏ということもあって、もう汗だくでやってます。ゴーディ氏の目指しているものとは相当距離感のある演奏です(笑)。でも、こっちも大好きです。

 最後には、全員でレイ・チャールズの「ホワッド・アイ・セイ」です。生演奏です。うーん。名人ばかりですので、もう最高ですね。それぞれの個性がたったのワンコーラスで十分発揮されています。これだけで何も申し上げることはありません。降参。

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2007年3月 1日 (木)

ディパーテッド

 スコセッシにニコルソン。この二つで、久しぶりに映画館に足を運びました。相変わらずガラガラでして、寂しい限り。確かに、すぐにDVDになってしまう昨今ですから、映画館で1回限りしか鑑賞できないことを考えれば、ちょっと余分にお金を払ってDVDで何度も・・・という選択をする方が多いのもうなずけます。基本的には私も後者ですから(笑)それでも、映画館の雰囲気は好きですけれども。

Img_0935  公開中の作品ですから、下記などにもレビューがあります。

 http://www.cs-tv.net/t/D000000/&movie_id=00009919

 個人的には、ニコルソンの健在ぶりが確認できたことで満足ではありますが・・・・いつものイタリアン・マフィアとこの作品のアイリッシュ・マフィアとの違いが明確に描写されていなかったことが残念です。もちろん、テーマはそんなところにないのは承知してますけど(汗)。グッド・フェローズでは、イタリアン・マフィアに入ったアイリッシュ(デニーロと主人公)がアクセントになっていたと思っていたので、そんなことがまず気になった次第。

 あと、内通者のあぶり出しといいますと、「24」と重なりますが、後者の圧倒的なスピード感を見せつけられた後ですと、どうしても分の悪さを感じてしまいます。作品の完成度とかは別ものとして。いかがでしょう。

 印象に残った音楽は・・・・・やはり、「ギミー・シェルター」でしょうか。ストーンズの「レット・イット・ブリード」というアルバムは本当に良いアルバムでして・・・・スコセッシは相当好きなようですね。グッド・フェローズでの「モンキー・マン」も良かったですし・・・

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2007年2月28日 (水)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~②

 というわけで、次は1966年2月1日収録のショウ2です。これまた、メガトン級の3人がゲストとなっています。ジョー・テックス、エタ・ジェイムス、リトル・ミルトンです。ミルトンは先に紹介させていただきました。それにしても、一つのショウにこの3人ですからねえ。演歌の世界で言えば、北島三郎氏、天童よしみ氏、新沼謙二氏の3人・・・ってな感じでしょうか・・・

Img_0947  エタは、学生時代に借りた二枚組みの編集盤(もちろんチェス・レーベル)が最高でして、このショウで披露している、Something's Got a Hold on MeとOnly Time Will Tellも入っていたと思います。良い曲ばっかでした。ホント。テープはどこかにあるはずです。前者は、ライブ(基本的にこの番組は口パクのものとライブ演奏のものが混在しています。)ですが、やはり、全盛期ということで、すごい迫力です。「ずいぶん太っちゃって」などとおっしゃってますが、いえいえ、今と比べたら・・・(おっと失礼)。

 一方、J.B.も恐れていた男、ジョー・テックスは、大有名曲のホールド・オンほか1曲を口パクですが披露してくれています。これがライブだったら卒倒していたかもしれません。残念・・・・

 そして、ギター弾きにとっては、毎回の嬉しいおまけ。ゲイトマスの生演奏です。うーん。ちょこっとしたソロがこれまたカッコいいんですよねえ。最後の「ファンキー・ママ」のソロにしびれました。

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2007年2月27日 (火)

THE BEAT!!!!~この素晴らしい音楽番組を観よ!~①

 時は1960年代半ば。テキサス地方で有名だったというDJ、ホス・アレンによるブラック・ミュージック「ビート」という音楽番組がDVD化されています。なぜか、Vol.3までは国内盤があり(解説付)、Vol.4から6までは洋盤のみです。あんまり売れなかったのかな?1969年に日本でも放映されたようです。この出演者のすごいこと、すごいこと。リストを見るだけでもワクワクしてしまいます(あえて、先に出演者は明かさないこととしましょう)。
 しかし、この番組、残念ながら音楽ファンの間でもマイナーな存在です。これはもったいなさすぎ!ということでボチボチと紹介させていただくことにします。ホントに必見ですよ。

Img_1008_2  まずは、Vol.1から。このDVDには、5つのショウ(番組)が収録されています。最初が、1966年1月31日のショウなのですが、もういきなり凄すぎです。リトル・ミルトン、エスター・フィリップスがゲストなんですから。うーん。いきなり、紅白歌合戦の最後の対決みたいな感じでしょうか・・・

 リトル・ミルトンは、"We're Gonna Make It" (1965) R&B: #1 US: #25 、"Blind Man" (1965) R&B: #86 、"Who's Cheating Who?" (1965) R&B: #4 US: #43 の3曲です。いずれも、チェス・レーベル在籍時代の代表曲であり、"We're Gonna Make It"は名刺代わりの1曲とも言えましょう。この貫禄。何も言うことはありません。人柄の良さも画面から滲み出ています。氏のオフィシャル・サイトは下記です。

 http://www.littlemilton.com/

 エスター・フィリップスは、そのキャリアの中では、比較的ポップな時期のようですが、その圧倒的なヴォーカル、一声聴いただけでエスターと分かる歌声はここでも発揮されています。オフィシャルではないようですが、下記なども参考にしてみてください。

 http://www.soulwalking.co.uk/Esther%20Phillips.html

 さらに、バックバンドを務めるゲイトマス・ブラウンの代表曲「オーキー・ドーキー・ストンプ」がトドメです。カポを9フレットあたりに付けて演奏すること自体信じられないのですが、その限られた範囲内で、実に表現力豊かな演奏をするわけですから二重の驚きです。ギタリストとしてはひれ伏すしかありません。

 これで、1枚のDVDの5分の1に過ぎないのですから・・・・その密度たるや・・・推して知るべし・・・でしょ。

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2007年2月16日 (金)

ツヒノスミカ東京再上映

 先週土曜日からポレポレ東中野での再上映が始まりました。また3月24日からは大阪第七芸術劇場で二週間、その後も4月から5月にかけて京都シネマ、金沢シネモンド、福島フォーラム、 東京下高井戸シネマ他にて上映が決まっております。
 本年も引き続き『ツヒノスミカ』をよろしくお願い致します。

 上映は朝10時40分から12時までの一回上映。3月2日までの上映となります。

 なお、今回は「伊勢真一監督プロデュース作品集」という特集上映の一環での上映です。

 ツヒノスミカも含めた上映作品は以下の通りです。

10時40分 ツヒノスミカ
12時30分 ありがとう
14時45分 奈緒ちゃん
16時50分 ルーペ
18時50分 タイマグラばあちゃん

 問い合わせ先はポレポレ東中野(0333710088)またはいせフィルム(0334069455)までお願いします。

映画「ツヒノスミカ」

INTRODUCTION

 10数年前にじいちゃんを亡くし、その後もひとりで住んでいたばあちゃんが、突然寂しいと言った・・・
 毎朝、2枚のパンと納豆、それにリンゴを絞ったジュース。
 何十年も淡々と続けられた、変わらない暮らし。その家が取り壊される。
 息子夫婦との同居という、ばあちゃんにとって新しい生活を始めるために。

 実の祖母に突然訪れた「家の取り壊し」という出来事。その中に、大切な人や物とのいずれ訪れるであろう別れの時を静かに見つめる映画『ツヒノスミカ』。処女作『ジム』で、無名の4回戦ボクサーたちの日常と青春の果てを見つめ続けた山本起也監督の新作は、ばあちゃんの家の終焉を愛おしむように見つめた、ひと夏の小さなレクイエムとなった。

 音楽は谷川賢作のオリジナル。ジャズミュージシャンとしての数々のセッションや、映画、テレビへの楽曲の提供、そして最近は父である詩人谷川俊太郎氏とのコラボレーションなど精力的な活動はとどまることを知らない。また、ナレーションは映画にテレビにCMに大活躍中の俳優寺島進。いずれも『ジム』に続いての参加となり、山本作品には欠かせない存在となっている。

 撮影は2005年5月クランクイン。
 山本監督の故郷静岡で、のべ70日のロケを敢行ののち、半年近い編集作業を経て2006年3月完成。監督にとって、2003年2月の『ジム』公開以来待望の新作となった。

ツヒノスミカ感想(2006/6/26下北沢完成披露試写より)

観終えて、体中がとても優しい気持ちになりました。
そして、ちょっと切なくて、いとおしくて、なんだか、今まで忘れてたあったかいものを思い出しました。なんだろう、なんでこんな気持ちになるのだろう。
本当に観れて良かった。言葉にできないぐらい体中にしみわたっています。
(お名前不詳)

遠方に暮らす父を想い、母を想い、柄にもなく切なくなりました。
でも、胸の中に温かいものがゆっくりと流れるのをいま、実感しています。すばらしい映画でした。ありがとうございました。
(KNさん 女性 映像ディレクター)

最近、両親が亡くなり自分の生家がなくなりました。とてもさみしいのはなぜなのか。
この映画を観て心の中がとてもよく整理できました。
建物に思い入れがあったのではなく、そこで過ごした家族との思い出に とても未練があったのだと。
実家で使っていた様々なもの(アメ色になったしゃもじまで)を、「こんなつまらないものまで」と思えるものまで、今、自分の過ごしている家に持ってきてしまいました。
“捨てられない”のは大切な時間だったのだとわかりました。
「これを見に行ったら」とチラシをくれた従姉にも今日の気持ちを伝えたいです。
(TJさん 女性 主婦)

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2007年2月15日 (木)

永遠のモータウン

 世界で最大数のナンバー・ワン・ヒットを創り出したミュージシャンは誰だと思いますか?ビートルズでしょうか?ストーンズ?それともエルヴィス?いやいや、彼らのナンバー・ワン・ヒットを全部足した数以上のナンバー・ワン・ヒットを創り出したミュージシャンが存在するのです。え?マイコー?違います。マドンナ?いえいえ。もちろん、ピンクレディや宇多田ヒカルでもありません。

Img_0536 これが、ファンク・ブラザーズなんです。え?聞いたことないって?そうでしょうね。この呼び名は相当通な音楽ファンでなければ知らないかもしれません。でも、モータウンなら知っているでしょう。スティービー・ワンダーやテンプテーションズやダイアナ・ロスの名前なら。そうです。モータウンの名曲を演奏していたバックバンドの呼び名が「ファンク・ブラザーズ」なのです。そして、彼らにスポットを当てた映画がこの作品なのであります。最高ですね。この企画は。

 一言で申し上げれば、職人の中の職人というべき音楽集団ということになりましょうか。もともとジャズも演奏できた良い腕のメンバーであったところが特徴であろうと思います。すなわち、スウィング感といいましょうか、独特のノリがどの曲にも生きている、そう思います。そして、この映画では再結成されており、名曲の数々を披露してくれるのですが、その衰えないこと衰えないこと。さすが、プロと脱帽です。ミュージシャンの鑑と断言していいのではないでしょうか。

 また、メンバーならではの裏話も興味深くてたまりません。どうやってあの名曲が誕生したのか・・・考えただけでワクワクしてきます。ど派手なブーツィも嬉しいおまけ?です。ソウル・ファン、R&Bファンの皆様には絶対に観ておいていただきたい作品です。地味かもしれませんが、後世に残る傑作であることは間違いないでしょう。

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2007年2月10日 (土)

ワッツタックス スタックス・コンサート

 リチャード・プライヤーの「that nigger is crazy(奴はいかれてる)」というフレーズがとにかく印象に残るこの名作ですが、確か、学生時代に東京の映画館で観たと記憶しています。

Img_0786_1  一応、簡単に説明をしておきますと、1972年8月20日、ソウルの名門レーベル、スタックスレコードに所属アーティストのほとんどが出演する大規模な野外コンサートがロサンジェルスのメモリアム・コロシアムで繰り広げられました。その豪華な出演陣によるコンサートのドキュメントに、黒人たちの宗教・政治・社会・風俗・愛・生活などについての意見や主張を織り交ぜて構成され、その進行役をリチャード・プライヤーが務めている・・・・というものです。1965年8月に起こったワッツ暴動がきっかけとなっています。

 言ってみれば、ソウル・ミュージックの紅白歌合戦みたいな感じでしょうか。バーケイズはアイドル・グループみたいな感じですし、アルバート・キングやリトル・ミルトンといったブルース組は演歌歌手みたいな趣です。そして、極めつけの不倫ソングを熱唱するルーサー・イングラムはレコード大賞受賞者のような受けっぷりです。そして、トリを務めるのはシャフトの黒いモーゼこと「アイザック・ヘイズ」。ものすごい貫禄です。

 楽曲で言いますと、他には、ステイプル・シンガーズのレスペクト・ユアセルフ、ルーファス・トーマスのブレイクダウン、ジョニー・テイラーのジュディなど、当時のヒット曲が目白押し。ソウル・ファンにとっては様々な面においてマスト・アイテムといっていいでしょう。画像も音質も最高です。

 すごいのは演奏だけではありません。出演者の衣装もすごいです。ピンクのスーツとマンとに短パン姿で「決まってる?」と聴衆に尋ねるルーファスお父さん。グーを握れないと思われる大きな大きな指輪を小指までにはめるリトル・ミルトン。そして、裸にチェーンのヘイズ・・・・・もう言うことはありません。

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2007年2月 7日 (水)

ショーシャンクの空に

 多くの映画ファンの知人から薦められていたのに、なぜか今まで鑑賞する機会がなかったこの作品ですが、1500円という廉価でDVDが販売されていましたので購入し、鑑賞させていただきました。あらゆるところで絶賛されているようなので、敢えて予備知識なしで挑みました。

109  うーん。素晴らしい作品だと思いました。丁寧に作られていると思いましたし、全体的にかなり抑制されているところも好感が持てました。絶賛されて然るべき・・・そう感じました。詳しいストーリーとレヴューは下記などを参考にしていただければと思います。

 http://www5.big.or.jp/~hellcat/video/shawshank.htm

 特に印象的なシーンは、主人公が刑務所長らの許可を得ず、刑務所全体に響き渡るようにレコードをかけ、音楽の素晴らしさを伝えようとした場面です。これはモーツアルトの曲らしいのですが、この映画の設定された年代だったら、レイ・チャールズあたりのR&Bにしてほしかったなあ・・・・と(笑)。個人的には思いましたね。いや、待てよ。刑務所内でR&Bだと当たり前すぎるかあ・・・厳粛に聴こうとはしないでしょうしね。主人公は白人のバンカーだし、映画の選択が正しいのかな。

 もう一つ、主人公の刑務所内での友人であるレッドが、「刑務所に入ってからは考えたことがない」という音楽、彼が演奏していたブルース・ハープをプレゼントするシーンも良かったです・・・レッドが恐る恐るハープを吹くシーンもあったのですが、ここで、数秒でもブルース・ハープを聴かせてくれれば、もっと感動したのになあ・・・・(笑)

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2007年2月 6日 (火)

Our Latin Thing

 1971年の夏、ニューヨークのスパニッシュ・ハーレムを、ファニア・レーベル所属のオールスターズのライブを中心に描いたドキュメンタリー・フィルム。といったところでしょうか。結論から申しあげますれば、ブルースでいえば、「シカゴ・ブルース」、ソウルでいえば「ワッツタックス」などといった名作と同様、サルサにおける絶対的なマスト映像と言えるでしょう。客観的な評価としても。サルサという音楽の一番良いとき、瞬間を捉えた映像。そういうことだと思います。

Img_0524_2 ただし、残念なことに、国内においては販売されておりません(泣)。まあ、ファニア・レーベルのアルバムが徐々に国内でも販売されはじめていますのはご案内のとおりですので、いずれこの作品もきちんとボーナス映像入りで紹介されることと信じていますが・・・・

 というわけで、私が観たのは、字幕なし、解説なしのものでして、英語すらまともにヒアリングできない私にスパニッシュなど・・・理解できるわけもありません。え?それなのに何故名盤との評価が可能かって?野暮なことを言ってはいけません。一見すれば誰しもこのエネルギーに感銘を受けるはずです。まずはご覧になってください。ただし、画質は・・・・かなり悪いです(笑)。それが逆に良い雰囲気になっていることも否定できませんが。

 メンバーには、レイ・バレット、ウィリー・コローン、ラリー・ハーロウ、エクトル・ラボー 、ボビー・ヴァレンティン、ジョニー・パチェーコなど、まさにオールスターとなっており、もうこれだけで嬉しくなってきます。

 ライブ・シーンの良さは改めて述べるまでもないのですが、ドキュメンタリーということもあって、それ以外の映像がまたいいのです。ハーレムですから、閉塞感を感じるところもあるのですが、日本に比べれば圧倒的に面積が広いこともあってか、息苦しさは感じません。子供の表情も皆実に活き活きしています。コカコーラやファンタを使用したカキ氷、サルサ・フード、美味しそうです(笑)。

 それにしても、演奏の途中で何の前ぶれもなくフィルムが突然終わるのは・・・・???これって海賊盤なのかしら・・・・

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2007年2月 4日 (日)

恋愛小説家

 基本的に恋愛映画は観ることはほとんどないのですが、ジャック・ニコルソンが変わった小説家を演じているということで、それを観たいという理由のみで、邦題があまりにも???のこの映画を鑑賞いたしました。もちろん、これもDVDが安かった・・というのも重要な理由です(笑)。

 まず、「小説家なんてのは、心がひねくれた人種の最終職業にすぎないのさ(細部については異なっていると思いますが)」という趣旨の台詞を思い出しました。狩撫麻礼氏のボーダーです。。「シャイニング」でもジャック・ニコルソンが演じた主人公は小説家でありましたね。そういえば。

Img_0783_6  ジャック氏の演じる主人公の潔癖症ぶり、毒舌家ぶりはやはり圧倒的でこれだけでも私は満足です(笑)。でも、できれば、主人公の恋愛を主たるテーマにするのではなくて、例えば、主人公の書いた恋愛小説、それをどのように生み出しているかといったという点に切り込んでいただきたかったなあ・・・と勝手に思った次第です。

 なお、第70回のアカデミー賞において、ジャック・ニコルソンと相手役のヘレン・ハントはそれぞれ主演男優賞と主演女優賞を受賞しています。

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2007年1月27日 (土)

パラダイン夫人の恋

 これも500円のDVDです。まだまだヒッチコックの映画も観ていないものがありました。1947年の作品です。主人公は敏腕弁護士、依頼人は誰もが抵抗しがたい魅力を持つ未亡人、未亡人にかけられた容疑は夫の毒殺、弁護士は夫人に魅せられ無罪を確信するのですが・・・・・

Img_1006  この作品もヒッチコックの中では低い部類のようです(笑)。残念ながら・・・・確かに傑作と言われている作品と比較すれば中途半端な印象は受けます。下記なども参考にしてみてください。

 http://okapi.at.webry.info/200605/article_11.html

 個人的に印象に残ったのは、判事です。とても良い味を出している名脇役ではないでしょうか。食事会や最後の妻との食事のシーンも絶妙だと思います。評価が低い作品でも、このように、さすがヒッチコックというシーンはいくつもあるので嬉しいですね。

 さて、ヒッチコックの映画には、ほとんどの作品にヒッチコック自身が出演している・・というのは有名な話、この作品でもちょこっとだけ出ています。いつもの嬉しいおまけですね。

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2007年1月20日 (土)

山羊座のもとに

 ヒッチコックはもともと大好きなのですが、この作品は初めてでありました。500円という値段につられたというのが本当のところです(笑)。鑑賞した後にネットで調べてみますと・・・・酷評されていますね(笑)。

 http://okapi.at.webry.info/200604/article_28.html

Img_0980  でも、映画の手法という観点からは興味深いところもあるようで・・・もちろん素人の私にはその重要性は不明です(泣)。

 http://pointbreak.blog66.fc2.com/blog-entry-35.html

 流刑地であった当時のオーストラリアが舞台となっている、現在よりも極めて困難であたと思われる階級を超えた結婚にまつわる悲劇・・・・・

 意地悪なメイドや、料理すらまともに出来ない元犯罪人の従者たち、位の高い妻を喜ばせようと闇雲に働き財を成し貴族のようなパーティーを開催する夫、しかし、招いたゲストの妻が全く出席せず盛り上がらない宴・・・・・いかにもヒッチコックという描写が印象に残りました。

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2007年1月17日 (水)

24 シーズン5

 あああ・・・結局観てしまいました・・・・睡眠時間や勉強に充てるべき時間がもったいない、もったいないと思いつつ・・・・(泣)

 退屈だったら止めようと思っていたのですが、とても良く?出来ているおかげで最後まで・・・そうしたら、明らかにシーズン6に繋がるような終わり方・・・・うーむ。

Img_0791_3  よくよく考えてみますとどうも納得できない部分もあるのですが、そのスピード感によって引きつけられてしまいます。せわしない私のような人間にはフィットしているということでしょうか。実際、このスピード感のあるドラマにおいても、早送りしようとする自分がいます(笑)。病気でしょうか・・・・(笑)

 というわけで、時間を有効に使いたいという方にはお薦めしません(笑)。一巻だけとりあえず観ようという方、おそらくそれは不可能というものでしょう。観るのであれば、一日潰す覚悟で鑑賞するようにしましょう(笑)。

 作品の出来という観点から言いますと、個人的には、シーズン1とシーズン4がベターだと思っています。

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2007年1月14日 (日)

深夜の告白

 今や、いわゆる名画と呼ばれる映画がDVDで何と500円の時代・・・・驚くべき時代であります。と同時に単純に感謝しております。だって、この値段でDVDですから・・・・(笑)

 というわけで、まだ観たことのないと思われる(思われるというのは、実際には観たことがあるかもしれないのです。一時期、ひたすら映画鑑賞していた時代があったので)ものをボチボチ鑑賞させていただくことにしました。一発目は1944年のこの作品です。

Img_0938_2  一般的な評価は下記などを参考にしてみてください。保険金詐欺がテーマです。

 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/double-indemnity.html

 レイモンド・チャンドラーにビリー・ワイルダーですから、作品の完成度は保証されたようなものとも考えられますが(折り合いは最悪だったようですが・・・・)、やはり、全体的なテンポの良さ、脇役のキーズの存在感なども素晴らしく、必見と言える出来栄えです。

 犯罪映画の一つの指標とされているようですが、そう言われてみますと似たような映画は多いように思えてくるのは気のせいでしょうか・・・・

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2006年12月27日 (水)

110番街交差点

 ボビー・ウーマック氏が音楽を担当、テーマ曲も歌っているということもあって、学生時代から観たいなあ・・・・と思っていたのですが、当時はビデオなんてのもそうありませんでしたし諦めておりました。しかし、DVD時代の今、作品の良し悪しを問わず、どんなものでもDVD化?ともいえるような状況でして、この作品も目出度くDVDとなっておりました。

Img_1003  いわゆるブラック・シネマ(ブラックスプロイテーション)の一つとして位置づけられている1972年の作品です。舞台はニューヨークのハーレム110番街。ハーレムを縄張りにしているマフィアの金がハーレムの黒人に強奪されるところから始まります。

 ハーレムを牛耳るのは当地の黒人マフィアであるわけですが、その上部組織はイタリア系白人のマフィアです。また、捜査を担当する刑事も、黒人と白人のコンビであり、こうした二者の緊張関係もこの映画の一つの重要なテーマとなっています。あの名作「夜の大捜査線」を思い出す方もいらっしゃるでしょう。

 しかし、最大のテーマは、ハーレムに住む黒人の困窮した状況・・・・というべきだと思います。主題歌でも歌われているとおり、また、主人公の台詞にもあるように、この地に住む以上、まじめに働いても夢を見ることはできない・・・・そういう閉塞感がひしひしと伝わってきます。そして、その閉塞感を打破するために主人公が選んだ道は、最もリスクの高い道だったわけです・・・・

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2006年12月20日 (水)

ドゥ・ザ・ライト・シング

 「暴動がなぜ起こるか、分かるか?」「え?」「暑かったからさ。それだけさ。」というボーダー(狩撫麻礼氏原作の漫画)での台詞を連想する方も少なくないと思います。舞台は、ニューヨークのブルックリン、アフリカ系アメリカ人居住区で気温は37度の土曜日。

 まず、興味深かったのが、30年以上前であったら私の地元や全国の各地に見られた光景であろう、様々な人たちの描写です。たとえば、自らを市長と名乗るが住民からは酔っ払いと蔑まれている老人、マルコムXやキング牧師の写真を持ちながら怪しげな宗教活動をする気弱そうな青年、何をするわけではなく道端で様々な事柄に不平・不満を述べ生産的ではない議論を延々と続ける3人の中年男・・・・などなど。こういう風景は、どんどん失われていますが、それが良い事なのか、どうか・・・・・この作品の中心的な部分ではありませんが、まずそんなことを考えさせられた次第。

Img_0828  で、本題ですが、テーマは「不満」「人種差別」「暴力」「暴動」といったところでしょうか。しかし、スパイク・リーの持ち前のユーモアのセンスで、重苦しい感じを受けることはありません(とはいえ、そういうテーマですから、体調の悪いときには鑑賞をお薦めはしませんが)。

 主人公が勤めるピザ屋は、黒人居住区の長年店を構えており、イタリア系の父親と二人の息子が経営しています。黒人嫌いの長男は、イタリア人居住区に店を移したいと思うのですが、父親は、①イタリア人居住区にはピザ屋が乱立していること、②この地に愛着を持っていることを理由にこれを拒否しています。実際、客は99%黒人なわけですが、この店のピザは大人気なわけです。しかし、店内にデニーロなどのイタリア系の有名人の写真しか貼られていないことに不満を持った一人の客の行動から・・・・

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2006年12月19日 (火)

ブルース・ブラザース2000

 あー、また観てしまった。飛ばし飛ばしなんですが。1作目も間違いなく三桁の数字で観てることと思います(笑)。DVDは、両作品ともメイキングがボーナスとしてついてるので、これがまたたまりません。とにかく、一言で言えば、ブルース・ソウルなどのブラック・ミュージックに対するリスペクト。これに尽きるわけですが、私の価値観と全く同じなので・・・。

Img_0894  さて、ディテールについて申し上げるとキリがないので、今回は2点。厳選に厳選を重ねて(笑)。

1.エルウッドがストリップ・バーで歌う、ジョニー・テイラーの小ヒット曲(笑)、「別れるより別れない方が安上がり」。こんな曲を取り上げるところが、センスの良さ・・・と勝手に感心しています。別れれば慰謝料やら住宅ローンの支払やらあって大変。それなら絶対別れない方がいいよ・・・というコミカルな歌詞になっています。まったく、現代の日本にも通ずるところがありますよね(笑)。

2.最後のジャムは「ニューオリンズ」。あのイアン・ギランもギラン・バンドで演奏していた超有名曲であります。オリジナルは、ゲイリー・U.S.ボンズ。スプリングスティーンが大ファンだったことでも知られています。そして、このジャム、冒頭でご本人が歌うのですからたまりません。最後のクレジットが流れる映像においては、出演者全員がこれを歌いまわすという素晴らしい演出があります。J.Bもアレサもサムもジュニアも・・・・うーん。やっぱ。最高だわ。

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2006年12月16日 (土)

黒いジャガー(シャフト)

 これまたすごい邦題であります。まあ、主人公である探偵シャフトが、タフで鋭いのでジャガー、そして黒人だから、黒いジャガーということになるのでしょう。いわゆる、ブラック・シネマ、ブラック・ハードボイルドのはしりであり、1971年の作品です。

Img_1007  どうしても「探偵物語」と比較してしまう私がいます(笑)。そして、やはり、「探偵物語」が受けたであろう影響について発見したりして勝手に喜んでいます。多くは、音楽的なところなんですが。

 言うまでも無く、この映画の音楽は、アイザック・ヘイズ氏が担当しており、テーマ曲が大ヒットしていることから、むしろ、音楽の方が有名という逆転現象も否定できません。が、映画自体もとても面白く、シャフトのキャラクターは完全に独立しており、続編が作られていることからも相当人気があったのではないかと思われます。弱者には優しく、強者には反抗的な一匹狼というキャラクターが一貫されています。探偵物語との違いはここからも明らかなわけですが。

 おまけにメイキングがはいってまして、こちらも興味深く拝見させていただいたところ、いきなり、アイザック・ヘイズ氏の剃りこんだ頭のドアップでして・・・あー、びっくりしたなあ。もう。ブルース・ブラザース2000にも最後のセッションシーンに出演されていたヘイズ氏。何かで、ブラック・エンペラーの異名を持つ・・・・という記事を読んだ記憶が微かに残っています。うーん。記憶が正しいとしたら、言えてるなあ・・・・と思った次第。

 で、これも980円でした。DVDです。お買い得ですね、間違いなく。

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2006年12月12日 (火)

モ・ベター・ブルース

 スパイク・リーの天才ジャズ・トランペッターの半生を描いたときたら観ないわけにはいきません。舞台は、1950年代というわけではなく、1980年代後半くらいかなあ・・・・ジャズの全盛期というわけではなく、そういう意味においては、かつての勢いは感じることはできません。

Img_1008_1  しかし、いつの時代にも売れているミュージシャンはもてるもの(笑)。主人公は、二人の女性と同時進行で交際し、あろうことか、同じドレスをプレゼントしています。そして、その二人がそのドレスを着てコンサートに来たからもう大変(笑)。実際にありそうなエピソードですね。また、楽屋での、女性やギャラを巡ってのゴタゴタは、いかにもありそうでリアルですし、テンポが良くて最高です。

 おそらく、スパイク・リーがこの映画で一番言いたかったことは、主人公に言わせた「ジャズは、黒人が作った偉大な音楽だが、今では聴きに来るのは日本人やドイツ人ばかりだ。」という趣旨の台詞ではないかなあ・・と思った次第。

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2006年11月28日 (火)

マルコムX

 マルコムのカリスマ性のすごさととてつもなく大きなやりきれなさを感じる映画であります。当時、映画館にも観にいった作品ですが、DVDで改めて。200分の作品ですが、あっという間という感じです。

 白人の弾圧を恐れず毅然として闘った牧師である父親(最終的には、白人に惨殺されています)と、当時は珍しくなかったという、白人による黒人女性のレイプにより産まれた母親を持つマルコム氏。当初から、運動家だったわけではなく、盗みや麻薬などの犯罪に深く関与し、白人女性と交際することを良しとしていた、いわば典型的な当時の不良黒人であったようです。もちろん、白人の支配に対する疑問は当然あったわけですが、それに直接対峙するというわけではなく、自暴自棄になっていた・・・・という感じです。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A0X

 http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/malcolm-x.htm

 詳細につきましては、上記なども是非ご参照ください。

 そして、マルコムは刑務所で大きく変わることとなっています。面白いのが、辞書で「ブラック」と引くと、邪悪であるとか、悪いイメージを定義されているのに対し、「ホワイト」と引かせ、純真であるような良いイメージが定義されている・・・・ということを知るシーンです。以後、刑務所での猛勉強により、黒人の置かれた矛盾した立場を理論的に理解するに至り、ネイション・オブ・イスラムに入信、刑務所を出た後、その布教活動に専心しています。ところが、この宗教にも裏切られることとなり・・・・・脱退。独自の道を歩みだした矢先で演説中に黒人により射殺されるに至ります。

Img_0712_1  不良少年だったボブ・マーリーがスーパースターになったように、或いはジョン・レノンのように、マルコムも途轍もない大きなカリスマを持つに至り、結果的には、多くのカリスマと同様、暗殺という手段により命を絶たれるわけです。もちろん、その夢まで暗殺者が奪うことはできず、連綿と現在まで生きている部分は存在するにしても、あまりに早すぎた死にやり切れなさを感じざるを得ません。

 この映画は、マルコムの生きた道に忠実に作成されていると同時に、スパイク・リーの音楽的なセンスの良さを至るところに感じます。マルコムの贔屓のミュージシャンは誰だったのでしょうか。やはり、マイルスやJBだったのでしょうか。

 是非とも一人でも多くの方にじっくり観て頂きたい作品です。

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2006年11月23日 (木)

ルーツ・ロック・レゲエ

 この映像は、全ての音楽ファンに観て頂きたいと思います。レゲエ・ファンだけではなく。つまり、これぞレゲエに関する映像の決定版に間違いないからです。時は1977年。ジャマイカ。なぜ、この時期の、この小さな国に、あのようなパワフルで神秘的で、世界中のリスナーを虜にした素晴らしい音楽が生まれたか・・・・・この疑問に対して、大きなヒントを与えてくれる映像であることは間違いないでしょう。必見!

Img_0590  冒頭から、マーリーのライブ、音楽でしか貧困から脱出することができない若者が競って自作の曲を宣伝するシーン、そして、その貧困を映すトレンチタウンの風景、政治と音楽が切り離せない情勢・・・・圧倒的な映像の数々です。ジミー・クリフ、サード・ワールド、メイタルズなどの演奏シーンも最高です。

 また、国内のファンに向けての解説などが実に丁寧になされていて、作り手の誠実さがひしひしと伝わってきます。これも良い感じです。先般のジャムのDVDとは対極にあります(笑)。

 それにしても、やはり、マーリー氏のカリスマ性は他を圧倒しております。いまさらながら、再認識した次第です。

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2006年11月13日 (月)

ツヒノスミカ

 詳しく紹介されています。ご参考まで。

 http://www.mmjp.or.jp/pole2/tsuinosumika.htm

 たいした協力もできていないのに、私も協力者に・・・(汗)

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2006年11月 4日 (土)

「映画監督って何だ!」

 同級生の映画監督、山本起也君が頑張っていますので、ご紹介させていただきます。興味のある方は是非。以下、彼の案内です。

 明日4日から17日まで、日本映画監督協会70周年記念映画「映画監督って何だ!」が渋谷ユーロスペース、名古屋シネマスコーレにてロードショー公開されます。
 この映画は私も所属する日本映画監督協会の監督たち総勢150人余が、それぞれ出演者やスタッフとなり作り上げた前代未聞の監督たちによる文士劇映画です。
 ヒロインにキョンキョンこと小泉今日子さんを迎え、その相手役に成田裕介(「あぶない刑事フォーエバー」)が監督とは思えない熱演を披露。また劇中の時代劇のくだりには小栗康平(「泥の河」「眠る男」)、阪本順治(「どついたるねん」「亡国のイージス」)、若松孝二(「処女ゲバゲバ」「寝取られ宗介」)、昭和40年代の国会をはじめ政治ドラマのくだりには石井聰亙(「狂い咲きサンダーロード」「五条霊戦記」)、緒方明「独立少年合唱団」「いつか読書する日」) という豪華な顔ぶれ。

 ほかにも大森一樹(「ヒポクラテスたち」「T.R.Y」)が主演のキョンキョンを怒鳴りつける役人役として、山本晋也(「狂い咲き」「痴漢電車」)がキョンキョンの道しるべとなるやはり役人役として好演。さらに、ある映画のワンシーンを3人の監督が各々映像化するという実験的なシーンには、鈴木清順(「殺しの烙印」「ツィゴイネルワイゼン」)、本木克英(「釣りバカ日誌」)、林海象(「夢見るように眠りたい」「私立探偵濱マイク」)がそれぞれ独創的な演出を披露。さらにラストでは病身の大島渚(「戦場のメリークリスマス」「御法度」)が登場、鬼気迫るその姿は観客の脳裏に強烈な印象を残すことになるでしょう。これら猛者を「監督」としてまとめ、一本の映画に仕立てたのは「女囚さそり」「誘拐報道」の名匠伊藤俊也。また、音楽として、自身も監督作「魚からダイオキシン」を持つ宇崎竜童。そして、全体をプロデュースしたのは「TATTOO刺青あり」「火々」の高橋伴明と、ここでも日本を代表する名前が並びました。

 内容は、作家や音楽家には「著作権」があるのに、映画においてその作者である「映画監督」に著作権がない、という監督たちの怒りがベースになった、ある種のプロパガンダであります。ただ、普段「監督!」と周囲からよくも悪くも一目置かれている「監督」たちが、かつらをかぶったり化粧をしたり、あるいは長台詞に大汗をかいたりしながらも、普段とは全く違った一面を見せるという涙ぐましい「珍品」で、そのカルト性が大きな話題を呼んでいます。

 私も微力ながらこの作品誕生には関わっており、また連日行われます映画上映後のトークイベントにも出演することになりました。蒼々たる監督諸氏の中で恥ずかしいかぎりですが、この際と腹をくくり、連日映画上映の成功に頑張ろうと思っています。是非皆様一人でも多く劇場に足をお運びいただければ、と思います。よろしくお願いいたします。

「映画監督って何だ!」
監督/伊藤俊也 プロデューサー/高橋伴明 林海象 山本起也 音楽/宇崎竜童
撮影/長田勇市 録音/福田伸 美術/今村力 編集/清水伶 メイキング/佐藤真
出演/小泉今日子 佐野史郎 原田芳雄 成田裕介 小栗康平 阪本順治 若松孝二 
山本晋也 大森一樹 石井聰亙 緒方明 望月六郎 福岡芳穂 鈴木清順 本木克英 
山田洋次 篠田正浩 大林宣彦 村上龍 根岸吉太郎 崔洋一 熊井啓 原一男 佐々部清 黒木和雄 深作欣二 大島渚 ほか

渋谷ユーロスペース11/4(土)~17(金)21:00からレイトショー
連日トークイベントあり
4(土)山田洋次/林海象 
5(日)佐藤真/林海象 
6(月)阪本順治/望月六郎/孫家邦(プロデューサー) 
7(火)佐野史郎/林海象 
8(水)山本晋也/檀雄二
9(木)高橋伴明/福岡芳穂 
10(金)伊藤俊也/高橋伴明 
11(土)崔洋一/山本起也
12(日)石井聰亙/緒方明
13(月)林海象/茅場和興/西岡琢也(脚本家)
14(火)成田裕介/小水一男(ガイラ)
15(水)宇崎竜童/山本起也
16(木)緒方明/北川篤也/森重晃(プロデューサー)
17(金)伊藤俊也/黒沢清/ほか多数
土日は朝9:00から上映のモーニングショーあり。佐藤真監督のメイキングを同時特別上映

名古屋シネマスコーレ11/4(土)~17(金)10:20からモーニングショー
11月8日・9日・11日はトークショー開催のため上映時間が10:00スタートとなります。ご注意ください。
11月10日~12日の3日間限定で19:30~20:10に撮影密着ドキュメント『映画監
督って何だ?』を特別上映。なお、11月10日については、劇場の都合によりモーニングショーの上映はお休みになります。
トークイベントあり
4(土)伊藤俊也
8(水)林海象/山本起也
9(木)成田裕介
11(土)佐藤真/山本起也

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2006年10月24日 (火)

ウッドストック

 言わずと知れたロック・フィルムの定番中の定番であります。私も高校生のときに、地元の映画館で観た記憶があります。

 そして、驚くべきことに、3時間を優に超えるディレクターズ・カットが何と980円で売ってました。980円といったら、CDよりも安いではないですか・・・・うーむ。通常価格で購入された方、怒り爆発では(笑)?

200510181515000_1  というわけで、改めて鑑賞させていただいたわけですが、個人的な好みで申し上げますと・・・・

 まず、ジミヘン。もうこれはいろいろなところで流れている定番の映像ですが、やはり、その存在感は超一流であります。ギターも歌も最高!多くの映像の中でもトップ・クラスだと思われます。

 次に、スライ!これがまた圧倒的な迫力。うーん。スライの黄金期のライブ、きちんと発表してもらえませんかねえ・・・関係者の皆さま。

 あとは、やはり定番のジョー・コッカー、フーが文句なしの演奏です。未発表だったジャニスも嬉しいおまけです。

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2006年10月22日 (日)

ミーン・ストリート

 スコセッシ監督とデニーロ。個人的には、このコンビだけで「必見」となりますが、何とこれがDVDで680円!という低価格で販売されていたのに驚きでした。確かに、近時、名作とされている多くの映画のDVDが廉価で販売されてはいますが、1980円くらいですので、この680円というのは衝撃的でした。ドーナツ盤並みです。

 ところで、「ミーン・ストリート」というタイトルで思い出すのは、ヴァン・ヘイレンの「戒厳令」というアルバムのA面1曲目であります。そうです、エディが壮絶なギターテクを披露するあの曲です。この映画との関連性の有無は未確認ですけど・・・

Img_0731  この映画、なぜか、観たことはなかったと思います。まず、デニーロの若さにびっくりします。そして、ホントにどうしようもない若者役でまたびっくりします。金は返さないどころか、取り立てられても、「お前はアホだ。貸したお金を取り返すこともできない。」などと開き直るし、嘘ばっかつくし・・・・(笑)でも、こういう役柄も実にいい雰囲気でして、さすが名優・・・ということでしょうか。

 特にストーリーらしきストーリーもなく、スコセッシ監督の青春時代を再現したかのような、ニューヨークのリトル・イタリーにおける当時の典型的な若者たちの青春像が繰り広げられます。コッポラの「アウトサイダー」を連想したのは私だけでしょうか。

 ロック好きのスコセッシ監督ですから、バックにかかる音楽は、冒頭の「ビー・マイ・ベイビー(ロネッツ)」やストーンズなどであります。1973年の作品であります。

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2006年10月12日 (木)

レッツ・ロック・アゲイン

 あのクラッシュのリーダー、ジョー・ストラマーがこの映画収録時には50歳を超えて、新しい音楽を創ることに再挑戦していました。しかし、その直後に他界・・・・これからまだまだ良い作品を出してくれることは間違いなかっただけに残念でなりません。

20050911_1138_003  冒頭はクラッシュ時代の名曲「1977」から始まりますが、当時の反骨精神をむき出しにした表情とは大きく異なった表情に釘付け状態になりました。とても寂しげでもあり、優しさに溢れており、それでいて時折見せる怒りの表情・・・・それらがすべて一体となった豊饒さを感じさせます。

 間違いなく、パンク・ロックの第一人者であり、一世を風靡した方でありますが、当時からその姿勢は一貫しております。つまり、ファンに対する真摯な態度です。ライブの後、1時半まで一人ひとりの話に耳を傾けサインをしたり、自ら、会場に足を運んでライブの宣伝をしたり・・・・こんなロック・スターが他にいるのでしょうか・・・・聞いたことがありません。

 そんなジョー氏ですから、この映画にも、多くのファンとの交流の場面が出てきます。日本のファンも。みな口を揃えて「あなたの歌に出会って人生が変わった。」と最大級の敬意を持って接しています。間違いなく、私もその一人でしょう。中学生のときに初めて聴いた「クラッシュ・シティ・ロッカーズ」の衝撃は今なお鮮烈に残っていますし、ロッキング・オンで読んだジョー氏のコメントにもいちいち感動していました。

 バンドというものは化学反応なんだ・・・・と公言していたジョー氏。まさにクラッシュは、四人のメンバーの予想もつかないような化学反応によって、他のパンクバンドを凌駕する実績を残すことになっています。ジョー氏は、この新しいバンドでもクラッシュとは違った化学反応の予感を感じていたのではないでしょうか・・・そう考えるとやはり残念でならないと思うのです。

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2006年10月11日 (水)

24 シーズン4

 全国の司法書士にもファンが多いということを全青司の懇親会で知りました(笑)。ある役員の方が、ご丁寧にも自ら保有するDVD12枚セットを送ってくれたものですから、さあ大変。ある意味、レンタルしたほうがプレッシャーは小さいのでは?(笑)

 曰く「最高傑作はシーズン4である。」「シーズン5までの契約らしい。」

Img_0563  シーズン3の途中で挫折した私は、半信半疑で鑑賞し始めたわけですが、うーん。やっぱりはまってしまいました。おかげで睡眠時間は激減(笑)。この忙しいときに(笑)というわけで、ようやくすべて鑑賞し終えました。

 確かに「最高傑作」といえそうです。これまでのシリーズの集大成とも言えるような・・・こうなると、シーズン5はどうなるのか・・・あーまたはまってしまいそうです(笑)。

 それにしても、ジャックのパーマー元大統領との信頼関係と職務に対する忠誠心はまったく揺らぐことがありません。周りの人間はそれに惹かれつつも火傷を繰り返してしまう・・・シーズン5ではこのあたり(忠誠心の背景など)も明らかにされるのでしょうか・・・・

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2006年10月 8日 (日)

「ツヒノスミカ」静岡再上映

 私の同級生、山本起也監督(山本晋也監督ではありませんよ。くどいですけど)の第2作目、「ツヒノスミカ」が好評につき、地元静岡で再上映が決定しています。

 是非、この機会にご覧ください。私は、当日鹿児島出張なのでお手伝いできずに申し訳ないのですが・・・・

 11月18日(土)
 静岡市民文化会館中ホール
 上映 1回目 開場9:45  上映10:15~11:40
     2回目 開場12:00 上映12:15~13:40
     3回目 開場14:00 上映14:15~15:40
 料金 前売り1300円 当日1500円
 プレイガイド ちぐさ(054-252-6793)
       すみや静岡本店(054-251-1233)
 前売り券発売は10月9日(月)予定です。
 上映回指定となります。ご希望の上映回のチケットをご購入下さい。
 各回販売予定枚数に達したところで販売終了となります。
 遠方の方は前売り券のお取り置きも致します。(受付054-252-6793/090-7007-8018)
 お取り置きのお客様は各開場前早めにご来場の上チケットをお引き換え下さい。
 当日は朝9:30から全上映回の整理券を発行します。各回開場時に整理券順にご案内いたします。
 当日残席がある場合のみ朝9:30から当日券を発売いたします。
 混雑の場合は2階席でのご鑑賞になる場合もあります。ご了承下さい。

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2006年9月21日 (木)

映画「ツヒノスミカ」について(公式の紹介と今後の上映予定)

「INTRODUCTION」

 10数年前にじいちゃんを亡くし、その後もひとりで住んでいたばあちゃんが、突然寂しいと言った・・・

 毎朝、2枚のパンと納豆、それにリンゴを絞ったジュース。何十年も淡々と続けられた、変わらない暮らし。その家が取り壊される。息子夫婦との同居という、ばあちゃんにとって新しい生活を始めるため に。

 実の祖母に突然訪れた「家の取り壊し」という出来事。その中に、大切な人や物とのいずれ訪れるであろう別れの時を静かに見つめる映画『ツヒノスミカ』。処女作『ジム』で、無名の4回戦ボクサーたちの日常と青春の果てを見つめ続けた山本起也監督の新作は、ばあちゃんの家の終焉を愛おしむように見つめた、ひと夏の小さなレクイエムとなった。

 今回プロデュースを務めるのは、1995年『奈緒ちゃん』 1999年『えんとこ』や新作『ありがとう』など、日本のドキュメンタリー映画の第一線で精力的に作品を発表する監督の伊勢真一、数々の伊勢作品のプロデュースを努めてきた岩永正敏、そして、伊勢作品の音響構成を担う一方、最近では2004年『花はんめ』(監督 金聖雄)ほかドキュメンタリー映画のプロデューサーとしても活躍中の米山靖。数々の名作ドキュメンタリーを世に送り出してきた面々がスクラムを組み、山本監督の長編二作目を強力にサポートする。

 撮影は『ジム』でメーンカメラをつとめた内藤雅行が引き続き担当。フィルムの持つ奥行きや深さを最大限に引き出した陰影に富む映像が実に印象的。また、音響構成として、2004年『タイマグラばあちゃん』(監督 澄川嘉彦)等のドキュメンタリーで活躍中の若手渡辺丈彦が参加。独特の音使いに支えられたラストが深い余韻を残す。

 音楽は谷川賢作のオリジナル。ジャズミュージシャンとしての数々のセッションや、映画、テレビへの楽曲の提供、そして最近は父である詩人谷川俊太郎氏とのコラボレーションなど精力的な活動はとどまることを知らない。また、ナレーションは映画にテレビにCMに大活躍中の俳優寺島進。いずれも『ジム』に続いての参加となり、山本作品には欠かせない存在となっている。

 撮影は2005年5月クランクイン。
 山本監督の故郷静岡で、のべ70日のロケを敢行ののち、半年近い編集作業を経て2006年3月完成。監督にとって、 2003年2月の『ジム』公開以来待望の新作となった。

9/30~10/13
東京ポレポレ東中野にて公開(JR東中野駅北側出口より徒歩1分/大江戸線東中野駅A1出口より徒歩1分)
時間/13:00 17:10 21:10(上映時間80分)
9/30(土)13:00の回終了後女優の斉藤とも子さんのトークあり
10/1(日)13:00の回終了後「ツヒノスミカ」音楽の谷川賢作さんのトークあり(17:30から映画館1階でミニライブ付きイベントあり/別料金2000円)
10/2(月)21:10の回終了後映画監督林海象さん(「夢見るように眠りたい」「探偵事務所5」)のトークあり(終了22:50予定)
10/3(火)21:10の回終了後映画監督成田裕介さん(「あぶない刑事FOREVER」「バカヤロー!2」」)のトークあり(終了22:50予定)
10/4(水)21:10の回終了後映画監督高橋伴明さん (「TATTOO(刺青)あり」「光の雨」「火火」)のトークあり (終了22:50予定)
10/5(木)21:10の回終了後映画監督福岡芳穂さん(「愛してよ」「空が、近い」)のトークあり(終了22:50予定)
10/7(土)13:00の回終了後映画監督伊藤俊也さん(「女囚さそり」「誘拐報道」「プライド運命の瞬間)のトークあり
10/9(月)13:00の回終了後映画監督佐藤真さん(「阿賀に生きる」「エドワード・サイード」)のトークあり
前売り1300円 当日1500円 シニア・障害をお持ちの方1000円
問い合わせ/ポレポレ東中野(03-3371-0088)いせフィルム(03-3406-9455)

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2006年9月 9日 (土)

ツヒノスミカ/山本起也監督~静岡にて上映中!~

 以前にもお伝えした私の同級生の山本起也監督の2作目「ツヒノスミカ」が静岡市内にて上映中であります。9月8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間です。

 http://yoshinori.cocolog-nifty.com/zakkan/2006/07/post_2a93.html

 場所等の詳細については、こちらを。

 http://shizuoka-style.net/modules/tinyd0/content/index.php?id=2

 内容についての詳細は、こちらを。

 http://www2.odn.ne.jp/ise-film/works/tsuhinosumika/tsuhino.htm

 是非、この機会にご鑑賞ください。

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2006年8月27日 (日)

Heavy Metal - Louder Than Life

 以前紹介したパンク・ロックの決定版「パンク・アティチュード」のメタル版とも言うべき作品がリリースされています。

 もちろん、ジミヘン、フー、ZEP,パープル、サバスといったところから、レインボー、ジューダス、モーターヘッド、シン・リジー、アイアン・メイデンといった超有名どころの映像オンパレード。編集も流石でして、あっという間の115分であります。実は、メタリカ、メガデス、パンテラ・・・といったあたりになりますと、まったく聴いていないのでよく分かりませんでした。ラット、モトリー・クルーなどといったMTV時代のメタルにもほとんど興味がなかったので、部分的にはあまり盛り上がれなかったのですが(ただし、ツイステッド・シスターのヴォーカルの方の饒舌さには圧倒されました。)、総合的に見ればこの分野における新しいバイブルとなることは必然でしょう。

Img_0569  個人的に嬉しかったのが、ホワイトスネイク黄金期を支えた、バーニー・マースデンとミッキー・ムーディのツーショット・インタビュー。シン・リジーを長年支えたスコット・ゴーハムのインタビュー、そして、サバスのオリジナル・メンバーであり、ベーシスト兼作詞担当のジーザー・バトラーのコメント・・・・などなど。

 一方、残念なのは、マウンテン、マイケル・シェンカー、ヴァン・ヘイレン、AC/DCあたりがほとんど触れられていないことです。もっと言えば、アリス・クーパーやエアロスミスくらいまでは映像でもフォローしてほしかった。NWBHMのムーヴメントについても詳細に・・・・。まあ、時間に限りもありますからやむを得ないところもありましょうが・・・・(と思っていたら、ボーナス映像の各人へのインタビューの中で、いくつか言及されていたバンドもありました。さすがそつがない。)

 コメントテイター(メタルバンドのメンバーやメタル雑誌の記者など)は、一貫して、『メタルは反抗的な音楽』『メタルは少数派、社会的弱者のための音楽』『メタルは、他人とは違うことをアピールしたい人間のための音楽』などと指摘します。そして、その一方において、それが型にはまりやすく、だからこそ、商業主義に絡めとられ易いことも指摘しています。いずれの指摘ももっともであろうと思います。

 いつの時代にも、いかなる分野においても、最も秀でた表現をするミュージシャンは、真に反抗的であり、かつ、商業的にも成功するものではないだろうか・・・・そう漠然と考えていますが、この作品を見て改めてそう思いました。もちろん例外はいつの時代にもあるとは思いますけど・・・・

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2006年8月19日 (土)

スーパーフライ

 1972年の作品であります。時はソウル・ミュージックの全盛期。そして、ブラック・シネマと呼ばれるジャンルが確立された時期と言えるでしょうか・・・・ソウル・ミュージックの最高峰の一人、カーティス・メイフィールドが音楽を担当していることで、サウンドトラック盤の方が有名かもしれませんが、この映画の方も名作と言われています。

 ハーレムに黒人として生まれることは、それのみをもって、生き方が極めて限定されることと等しく、多くがコカインの売人(プッシャーマン)として生きることを余儀なくされる・・・と主役を務めた俳優ロン・オニール氏は指摘します。そして、その現実をきちんと描きたかったということでであります。カーティスの楽曲の歌詞も、オニール氏の先の指摘にぴったりと符合するものとなってり、観る者にぐいぐいと迫ってきます。

Img_0815  ファンにとって嬉しいおまけは、カーティス自身の演奏シーンが含まれてることでしょうか。

 あと、探偵物語(松田優作氏主演のTVドラマ)との共通項・・というか、相当、このスーパーフライの影響が大きいものと推測できる点も興味深いです。音楽だけに限っても、雰囲気は酷似しております。それだけ、影響力の強い作品ということでしょうか・・・

 ソウル・ファンのみならず、全ての映画ファンに観ていただきたい作品です。

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2006年8月17日 (木)

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム②

 というわけで、残り2時間半。合計3時間の映画ですが、やはりあっという間・・・・。しかし、アルバムでいうと、「追憶のハイウェイ」までということですから、正直、あと5時間でも10時間でもいいので、その後についても観ていたかった・・・・ホント。パート2、早くも期待しています(笑)。スコセッシ監督!よろしく。

 さて、さすがスコセッシというべきでしょうか。最後のシーンは、あまりにも有名なブーイングである「裏切り者!」という演奏前の一言に対する、ディランの「でたらめだ。嘘つきめ。」、そして、バンドのメンバーに対して「でっかい音で演奏しよう!」の一言で始まる、「ライク・ア・ローリング・ストーン」。ディランの音楽に対する姿勢は、まったくブレることはありません。鳥肌ものです。

Img_0798_1  それにしても、不思議なのは、嫌いなのであればわざわざコンサートに来て文句を言うこともなく、レコードも買わず、チケットも買わなければいいのに・・・・(笑)。そう思うのはおかしいのかしら?

 この映画で再確認できたのは、ディランの探究心は、「音楽」に集中していたという点です。ベトナム戦争の時代に、プロテストソング、若者の代弁者、などとマスコミにレッテルを貼られたわけですが、氏にとっての興味はそんなところには全くなく、「良い音楽」「良い演奏」をすることにしか興味がなかった・・・・ということであります。もちろん、私はそういう姿勢を支持するものであります。この点は、音楽を平和運動の手段として、反戦デモなどに積極的に参加していた、かつてのパートナー、ジョーン・バエズとは完全に一線を画していたようです。ジョーン・バエズにしてみれば、ディランのそうした姿勢は煮え切らないと思えるようですが・・・・

 そういえば、同級生で、「ライク・ア・ローリング・ストーン」を「ローリング・ストーンズが好き」って意味だと思ってた奴がいたなあ。「二箇所間違ってるぞ!」って突っ込んだ記憶があります(笑)。失礼しました。

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2006年8月16日 (水)

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム

 ディランのドキュメンタリーをスコセッシ監督が・・・・これだけで、私にとっては、必見としかいいようがないこの作品であります。本当は劇場の大画面・大音量で観たかった・・・・のですが、静岡に住む私はこれを諦めざるを得ず、日本語による字幕付DVDの発売をひたすら待っていたのであります。

 しかし、これまたじっくり観る時間が・・・・という二つ目の悩みを抱え悶々としていたのですが、ようやく30分程度鑑賞することができました(笑)。期待通りの内容でしたので、後はまたゆっくりと楽しみたいと思います。間違いなく何度も観ることになるであろう作品ですから・・・・

P1000117  すべてのロック・ファンにお薦めであることは間違いないでしょうが、30分観た感想を・・・・少々。

①ディランが真剣にインタビューに答えている・・・というのがすごい。というのも、ディランのインタビューの多くは、インタビュアーをからかったり、投げやりだったりするので・・・

②エレキ・ギターを持つようになってからの批判はやはりすごかった。「あんなポップな音楽は聴きたくない」「大衆に迎合した」と極めて辛辣な意見を主張するかつてのファンにびっくりしました。個人的には、まったく的外れ・・・と思っていますけど・・・・(笑)

③「ヒョウ皮のふちなし帽 」のライブ演奏が嬉しいです。「ブロンド・オン・ブロンド」に収録されている大好きなこのブルース・ナンバー、当事の生演奏は鳥肌ものでした。これだけでも早くも得した気分・・・(笑)

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2006年7月 4日 (火)

ツヒノスミカ/山本起也監督

 昨日は、高校時代の同級生である山本起也監督の2作目、「ツヒノスミカ」を、監督の自宅で鑑賞させていただきました。9月に静岡で行う上映会のスタッフになっていますので、まずは、鑑賞して、今後のPRの戦略を練ろうという趣旨もありました。個人的には、大の映画ファンでもありますし、1作目の「ジム」も好みの非常に良い作品であったこともあって、とても期待しておりました。まずは期待通りであったということを申し上げておきたいと思います。

 この作品は、監督の祖母が主人公であります。「ツヒノスミカ」というタイトルは、「終の住処」という意味とのことです。あらすじについては敢えて記しませんが、映像も、寺島進氏によるナレーションも、谷川賢作氏による音楽もこれ以上は抑制されようもないくらいに抑制されていて、パンフレットに佐藤真監督が評しているとおり、極めて「静謐な作品」という印象をまず持ちました。もっと言えば「静謐かつ誠実な映画」というのが個人的な感想です。ノスタルジックと表現できるかもしれません。

Img_0783_1  一方において、昨今のドキュメンタリーに対する強烈なアンチ・テーゼであり、また、多くの学芸会のような映画に対するアンチ・テーゼであるかのような、山本監督の強い意志もひしひしと伝わってきました。

 東京での上映会の評判が相当良かったようで、各国の映画祭のディレクターに観てもらう予定だそうです。また、スイスの映画祭からも問い合わせが来ているとのこと。是非、多くの皆様に観ていただきたい映画です。

 9月8日(金)、9日(土)、10日(日)は、私も実行委員として、本作品の静岡上映会のお手伝いをすることになっています。というわけで、静岡の皆様、是非、ご来場ください。追って詳細については、ご案内させていただきます。

 しかし、パンフレットを見てびっくり。何と、協力者の一覧に私の名前が・・・・まだ何にもしていないのに・・・・(笑)

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2006年5月19日 (金)

24

 これはやばいです。Xファイルなども好きな妻が連休中に借りてきたこの「24」。「にじゅうよん」ではなく「トゥエンティ・フォー」と読むそうです(笑)。はまると睡眠時間が減る・・・・と言われているらしいですが、見事にその警告にはまってしまうことになりそうです・・・・あー情けない・・・・しかも、これ、シーズンⅣまで既にあるそうでして・・・・

20060513  とにかく、最後の結論まで早く知りたがる・・・・という好奇心旺盛(単に卑しいとも言う)の性格のため、こういうドラマ(漫画とか映画も)は、とことん限界まで挑戦してしまう・・・そして、後悔する・・・・という繰り返しであります。

 とりあえず、今回はシーズンⅠのみで止めようと思ったのです。しかし、既にむずむずしています。そして、妻が挑発します。結局、現在、シーズンⅡの途中・・・・

 なぜ、こうなるのか。ご存知の方には今更ですが、このドラマ、続き物になっていて、一話一話で完結しないのです。で、よく出来ていまして、続きがどうしても気になるのであります。スケールが大きい話(アメリカ大統領の暗殺だったり、核によるテロル)であることや、リアルタイムで、複数の事件を同時進行させ、いずれの事件もリンクしているという手法も画期的と言われています。

 でも、特別に心を動かされ、感動に打ちひしがれる・・・というものではありませんし、観終わったら、「なるほど」の一言で終わるような気もします。しかし、この製作者の意図するところには思いっきり嵌められている・・・そんな気がします。まあ、貸しビデオですから出費は大したことありませんが、時間が・・・・うううう。

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2006年5月11日 (木)

ヴェニスの商人

 主演アル・パチーノ。私は、これだけで食指が動かされます。そして、テーマが重厚なものを感じさせてくれれば絶対に観ます。

Img_0742  というわけで、シェイクスピアの戯曲の最高傑作と呼ばれるこの作品も期待しておりました。

 その当事のヴェニスを再現させることに対する徹底度やアル・パチーノをはじめとする俳優・女優陣の技量、その他・・・高水準であることはよーく分かりますが、何か物足りなさを感じたのも事実であります。

 何故だろう?と考えてみたのですが・・・・・

1.借金の担保に肉1ポンドという契約を法廷に持ち込むという、現代ではおよそ考えられないことがテーマに直結していること。

2.当事のユダヤ人に対する差別の背景、そして、その背景にあったと考えられる宗教の問題に対する突っ込んだ言及・描写がない。

3.その他にも、時代背景についての理解が自分にないため、求婚するために、友人から多額の借金をし、しかも、その金員について友人が高利貸しから借りるということまで知っていて、なお、その金員で、多くの人間を雇ったり、豪華な酒宴を主催する(しかもその高利貸しも呼ぶ)という登場人物の行動などが理解できない。

 などがあげられます。どんなものでしょう?私の視点が誤っているのかもしれません。

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2006年5月10日 (水)

追う男/主演 松田優作

 黄金週間。いつものCDショップに出かけたところ、私を大きな声で(嘘)呼ぶ妻・・・何事かと思って駆け寄れば・・・・何と、聞いたこともなかった松田優作氏の作品のDVDが・・・・そして、その裏面には、「最後の探偵役」などという殺し文句が・・・・・

Img_0716 躊躇することなくレジに向かったのは言うまでもありません。小学生のときにテレビで見た探偵物語以来のビッグ・ファンでありますから・・・・

 というわけで、わくわくしながら、このNHK製作のドラマを鑑賞させていただきました。で、第一印象。探偵物語の工藤俊作とはまったくタイプの違う探偵であること・・・決してどっちが良いという問題ではなく。どっちも体臭までぷんぷん感じさせてくれるような圧倒的な存在感が最高です。

 時は昭和60年、バブル経済真っ盛り・・・・その影の闇・・・とでも言いましょうか。そういう趣きです。ストーリーについては割愛します。

 解説には、松田優作氏の俳優という仕事に対する真剣さが伝わってくるエピソードがいくつか。気に入らないことがあると監督でも殴る・・・・など。以前、読んだ漫画(松田優作ストーリーというタイトルだったかな?)にも同様の事実が描写されていた記憶があります。

 この俳優が出演しているから・・・という理由で作品を選ぶ本当に数少ない方であります。国内の俳優ですと、他には高倉健氏くらいでしょうか・・・・しかし、その割には、観ていない作品が多いことが、アマゾンで検索した結果判明しました。これは、実に嬉しい発見です。時間を作って(いや、睡眠時間を削減しても)、鑑賞したいと思います。

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2006年4月26日 (水)

映画「ツヒノスミカ」山本起也監督作品 2006年初夏公開予定

 すっかり忘れてました。高校時代の同級生である山本起也監督(山本晋也監督ではありません。念のため。)が、また映画を作ったのであります。実は、彼は、数年前に、ボクシングに関するドキュメンタリー映画「ジム」を製作しているのですが、この映画の地元静岡「上映会」について、ちょこっとだけお手伝いさせていただいております。

 「ジム」という映画、実に誠実に製作されている、良い作品であると思います。谷川賢作氏の音楽、http://www.taniken.net/index.html、寺島進氏のナレーションが渋い味わいを醸し出し、後半のクライマックスシーンも抑制されており、個人的にもとても好みの映画であります。

Img_0524_1  で、その山本監督から、この新作の話は聞いていて、先日も試写会の案内のメールをいただいていたのですが、残念ながら日程調整ができず、そのままとなってしまいました。

 ふと思い出し、検索しましたら、谷川賢作氏のWebに紹介されていました。

http://www.taniken.net/cgi-local/caw_view04.cgi

 ロケ(って言うのでしょうか?)で、よく静岡に帰ってきていたらしいのですが、どうにもこうにも日程が調整できず、一緒にお酒を飲むこともできませんでした。まあ、いずれお会いすることはできるでしょう。

 「母と息子の物語」ということらしいです。どんな映画になっているのでしょうか。とても楽しみにしています。興味をお持ちの方、いらっしゃいましたら、是非ご覧ください。

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2006年2月13日 (月)

パンク・アティテュード

 これは素晴らしい。パンク・ロックの全体がつかめる良質なドキュメンタリーです。いや、もしかしたら、余計混乱するかも・・・・・(笑)なぜって、パンク・ロック全盛時代を生きた人々のコメントがそれぞれ一致していないからです。すなわち、パンクという言葉の定義がそれぞれ微妙に違い、パンク・ロックという音楽の分野の定義もそれぞれ微妙に異なっているからです。

 マーロン・ブランドの映画での台詞、何に反抗しているんだという問いに対して「すべてに」という・・・・これがパンクというのが一番分かりやすいですかねえ・・・すなわち、パンクとはそのような「姿勢」を言うのであり、一定のファッションや音楽スタイルを指すのではないと。

IMG_0576  このDVD、アメリカとイギリスのパンク・ロックを両方紹介してくれるのですが、これが相当違うのです。まだイギリスの方が音楽的に共通項が多いのですが、アメリカはてんでバラバラ。音だけ聴いたら、これってパンク??というふうに感じるものもパンクにカテゴライズされています。また、ピストルズ以降についても、例えば、ニルヴァーナやその他のバンドについても多く言及されており、そういう意味でも集大成と言えましょう。個人的には、ピストルズ以降になりますとほとんど真剣に聴いておらず弱いのですが・・・・

 1、あらゆる権威に疑いを持つこと。2、その疑問を適切に表現すること。3、そして、それを継続的に実践すること。

 私にとっての「パンク・アティテュード」とは、そういうことであり、かなり広い意味と捉えています。

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2006年1月 7日 (土)

ゴッドファーザー・シリーズ

 結局、今回の冬休みも3本全部観てしまいました。撮影秘話も含めて全部(笑)。なぜか、映画の趣味だけは小泉首相と同じな私です。コッポラ氏も繰り返し述べているとおり、これはファミリーを描いたホーム・ムービーでありまして、マイケルの「家族愛」は半端ではありません。「ファミリーの悪口は絶対に許さん!」「ファミリーに楯突く奴の友達になるな!」というマイケルの台詞に端的に表されていると思われます。

IMG_0553  そんな映画に惹かれるというのは、「家族愛」の不足した人間のノスタルジーかもしれません(笑)。個人的には、特に、最高傑作であろう最初の作品における手法というか、なぜこれだけ多くの人を魅了するのか、そういう謎解きの思いもあって繰り返し観ている部分も大きいのですが。

 その意味では、撮影秘話で語られるコッポラのコメントは大変興味深いものです。「マイケル役のアルは会社から全く評価されていなかった点」「そこで、ソニー役のジェームスもマイケル役のテストをした点(映像あり)」「撮影時は、スタッフを自宅に呼びよく食事をしており、これが擬似家族のような連帯感を生み大きな力となったという点」「本物の馬の頭を使ったので、ドライアイスで冷やしていたが撮影時には腐敗しかかっていたという点」「デニーロもマイケル役に応募してきたという点(映像あり)」「トム役のデュバルがブランドの物真似をして、本人を嫌がらせたという点」などなど。

 そして、3本を通じて、最も印象に残っているシーンは、マイケルがクレメンザに料理を教えてもらうシーンではなく、Ⅱの最後のシーン。フレッドを殺してしまったマイケルが、古き良き時代を回想する、その回想シーンであります。ドン役のブランドが撮影時に来なかったというハプニングが、災い転じて・・・・ということで、一層強烈なインパクトを与えています。

 ドンの誕生日に兄弟姉妹全員が集まり、ドンの帰宅を待っています。大学から久しぶりに実家に戻ったマイケル、父親の仕事には疑問を持っており、この時点では、後継者には絶対にならないと公言しています。長男のソニーが「日本人ってのはどうなってやがる?パパの誕生日に戦争を始めやがって!」と切り出し、事実上の兄弟のトムが「石油を止めたからだ」と返します。するとソニーは「知らない人間のために戦うのは馬鹿だ。」というドンの言葉を吐き捨てます。これに対して、マイケルは「僕はそうは思わない。国のために戦うってこともあるんだ」と持論を展開。「じゃあ、軍隊に入れ!」というソニーに、「もう入ってきたよ。」と告白します。

 この一言に、テーブルに座っていた全員が凍りつきます。トムは「パパに言えば、兵役を免れることもできた」といい、ソニーは「パパに相談もなく、そんなことしやがって!」と怒りを爆発させます。しかし、フレッドだけはなぜか好意的です。「偉いよ、マイケル。」とマイケルと握手をしますが、これをソニーに止めさせられます。ここで、ドンが帰宅し、マイケルを残して、玄関に迎えに行くわけですが、最後にソニーはマイケルに向かって「この馬鹿が!」と吐き捨てるのです。

 わずか、数分間のシーンですが、このシーンは、Ⅱの最後を飾るシーンであり、コッポラはこれを一番描きたかったのではないかと思っています。勝手に(笑)。200分にもわたるⅡの内容は、このシーンのための前座のようなものではないかと・・・・

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2005年12月10日 (土)

モータサイクル・ダイアリーズ

 これもずっと観たかったのですが、とっくの昔にDVDで購入したものを、ようやく鑑賞できた映画であります。

 公式サイトでの簡単な紹介文によれば、「中古のバイクで雪のアンデスを越え、マチュピチュ遺跡、そして密航してアマゾン河へ・・・伝説の革命家チェ・ゲバラの無鉄砲で情熱的な青春の日々を「セントラル・ステーション」の名匠ウォルター・サレスが描くロードムービーの傑作!本年度カンヌ映画祭正式出品作品。」ということであります。

 詳しくは、http://www.herald.co.jp/official/m_cycle_diaries/index.shtml を。

 200512012254000 で、感想なんですが、まず「羨ましい」と思いました。学生のころにこういう旅が出来るものならしたかった・・・そう率直に思いました。学生当時、いわゆる「卒業旅行」というものに抵抗感があったこともあって(笑)、旅行などとは無縁の世界に生きていました・・・・でも、こういう無鉄砲な旅は、もうこの年齢では・・・(泣)画面全体から自由を満喫している二人の溌剌とした姿が・・・

 この映画で初めて知ったのが、医学生であったチェ・ゲバラの専門がハンセン病であったということ、そして、映画でも描かれていますが、旅の途中、ハンセン病患者が多く入院している施設で治療にあたったりもしています。

 革命家になった後や革命家になった直接的な動機等は一切描かれていませんが、旅の先々で出会う、貧しい住民に対する暖かい目線と、貧困を強いられている背景に対する純粋な怒りについては、いくつかの描写がされており、納得させられます。

 決して派手な映画ではありませんが、丁寧に作られた名画であると思います。風景も最高ですし・・・・是非、ご覧ください。

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2005年11月19日 (土)

華氏911

 なぜか突然、無性にマイケル・ムーア氏の「華氏911」をまた観たくなって、乱雑に積み重ねられたDVDの山の中から、探し出し、食い入るように観たのです。大きな話題となっている映画ですから、ご覧になった方も多いと思いますが、一応レビューを引用させていただき、その概要を・・・

200511121940000 『2001年9月11日、アメリカのニューヨークとワシントンをハイジャックされた旅客機が襲うという前代未聞のテロ事件が起きる。やがてテロの実行組織がオサマ・ビン・ラディン率いるアルカイダと判明、ブッシュ政権は犯人を捕まえるためアルカイダが潜伏するアフガニスタンを攻撃する。しかし一向にオサマ・ビン・ラディンを捕えられないまま、いつしか戦場はイラクへと移っていった…。一連のブッシュ政権の行動に疑問を抱いたマイケル・ムーア監督は、豊富な事実を基に様々な角度からその真相を明らかにしていくのだった。 』

 何度観ても、実にいやーな気分、どうしようもできない厭世観というのでしょうか、そうしたものに覆われてしまうわけですが、この規模(最大級の規模といってもいいでしょう)になりますと、もう笑うしかない(泣)・・・とうことで、コメディ・タッチになっているのは手法として正解だと思った次第です。

 まず驚くのが、911の直後、ブッシュ政権は、ラディン一族のアメリカからの帰国を許可しているということです。リッキー・マーティンでさえ足止めを食らったというのに。その背後には、お父さんブッシュの時代から、ブッシュ一族やブッシュ政権を支える軍需産業などのスポンサーがラディン一族であったという事実があるわけですが。
 そして、オサマ・ビン・ラディンを燻し出すと意気込んでいたブッシュは、一方で、オサマ・ビン・ラディンを捕まえることは大したことではないと発言をしている・・・・その後、なぜか、標的はイラクに・・・

 もう支離滅裂だし、何がなんだか分からないなあ・・・と思いながら観ていたのですが、挿入されるブッシュやその側近たちのコメントとそのコメントを発する姿勢が、完全に「強者の論理」であり、また何故かとても能天気に映ることに得体の知れない恐怖を感じていることに気づき、あれ、待てよ、そういえば相当前に購入して、はしがき程度しか読まずに積んでおいた本(こういう本がむちゃくちゃ多くて、親族に大きな顰蹙を買っています(泣))の中に、「ネオコンの論理」という本があったなあと思い出した次第であります。というわけで、そちらは記事を改めて。

 とにかく濃密な2時間であっという間なんですが、オノ・ヨーコやシャロン・ストーン・ジョディ・フォスターらがこの映画を絶賛する一方、映画の中でも真顔で、「ブッシュは正しい」と主張するブリトニー・スピアーズがいたりして、セレブの政治的姿勢も様々なようです。

 「プラトーン」にも同様の描写がありましたように、実際に戦争に行くのは、名も無い小さな、経済的に極めて恵まれない街の若者であるのが事実です。「プラトーン」の主人公は、そういう現状、一部の富裕層の権益を守る若者は全く富を持たない階層の人間であることに疑問を持ち、中流以上の階層でありながら自ら志願してベトナムの最前線に行くわけですが、この映画では、監督自ら、議員に「あなたの息子をイラクに派兵させますか?」というストレートな質問をしています。もちろんその答えは「NO」です。守るべき財産を多く持つ人間がのうのうと・・・・いや、止めておきましょう。これが戦争の実体というものなのですから。

 最後に、アメリカの「愛国者法」について。個人のメールや銀行取引の記録、図書館の貸出し記録等、プライバシーにほとんど配慮することなく、情報収集の権限を政府に認めたこの法律、法案の段階で深夜に書き換えられ、その結果、ほとんどの議員が人権保護規定の削除に気づかず決議されているとのこと。実際、映画の中でも、議員が、「法案をきちんと読む時間なんてあるわけない!」と断言しています。

 もちろん、ブッシュ側の議員は、「偏見に満ちた映画」ということで観る価値もないとしていますが、皆様はどう評価されますでしょうか・・・・

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2005年7月 8日 (金)

レイ

 大好きなレイ・チャールズの映画「レイ」。映画館で観たかったのですが、時間がとれず、DVDを購入したのです。が、これまた時間がとれず、今般ようやく観ることができました。いろいろな新しい発見があり、あっという間の2時間半でした。

20050228_2035_000  私にとってのレイ・チャールズはアトランティック・レーベル時代の音源に尽きます。ABCに移ってから、「ジョージア・・・」などの一連の超有名曲のヒットを連発しているのですが、絶対に、アトランティック・レーベル時代の音源の方が良いです(きっぱり)。誰が何と言おうと(笑)。アトランティックの最初のアルバムは完璧です。「ライト・タイム」というアルバムも完璧。もちろん今聴いてもその素晴らしさはまったく色褪せていませんし、すべての音楽ファンに聴いていただきたい・・・

 従いまして、私にとっては、この映画、前半部分が最高であります。ローウェル・フルソンというブルース界の巨人(この人も良いですよ。)のバックとして地方巡業の旅をしながら、腕を磨く・・・・(当時の黒人ミュージシャンにとっては誰もが通る道)。才能を認められ、レコードの録音にまでこぎつけるのですが、個性が不足していると言われてしまいます。それもそのはず、地方でのライブでは、聴衆に喜ばれる当時のヒット曲を演奏するのが常。レイもナット・キング・コールやチャールズ・ブラウンのような当時のビッグ・スターのコピーから始めているのです。いかし、どんな偉業を成し遂げたミュージシャンも最初っからそのスタイルを確立していた人はいません。マイルス然り。ジミヘン然りであります。司法書士も(笑)。

 悩んだ結果、ゴスペルとブルースを融合させた「アイ・ガット・ア・ウーマン」をつくり、それが大ヒットとなりますが、敬虔な信者からは悪魔の音楽(ブルースですね)との融合ということで大顰蹙を買ってしまう・・・・・それでも、これが自分にとっては自然体の音楽、ゴスペルもブルースも両方好きなんだ・・・・という姿勢を貫き、それが結果として成功に至るわけです。余談ですが(笑)、私もゴスペル・ブルース両方大好きです。

 女性関係やヘロイン中毒の克服などにも重点が置かれていますが、私にとっては、レイの確立した音楽(くどいようですが、アトランティック時代)がすべて。その産みの苦しみの部分がこれまで以上に理解できたことが最大の発見ということになりましょうか。もちろん、結果としてこれだけのものを作れたのは、長く厳しい下積み時代(地方巡業)があったからなんだと思います。司法書士も学ばなければなりませぬ。

 最後に、この映画でも重要な鍵を持っている名曲「メス・アラウンド」。まったくピアノの経験がないのに、何を勘違いしたか練習していた苦い記憶がよみがえってきました(汗)。あーあ。ピアノが弾けたらなあ・・・・ちっ。

 R&B(リズム&ブルース)というジャンルがありますが、アトランティック・レーベル(くどい?)のレイ・チャールズこそが、極めつけのR&Bなのであります。R&Bに興味のある方は絶対に聴いてください(笑)。

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2005年6月26日 (日)

スクール・オブ・ロック

 ちと古いんですが、この映画、私にとっては久々に劇場に行って観たということもあって、ここ数年のNo1です(笑)。DVDが出てからも自宅で何度も観ているため、台詞もかなり暗記できました(笑)。

20050615_1733_000  何がそんなに良いのかって?まず、第一に基調となっているバンドがAC/DCであること(笑)。次に、主演のジャック・ブラックが、大好きなジャック・ニコルソンに似ていること(笑)。そして、レッド・ゼッペリンの移民の歌がバックに流れること(笑)などです。

 でも、やっぱり、最大の魅力は、主演のジャック・ブラックの表現力でしょうね。何と言っても。ブルース・ブラザースにおけるジョン・ベルーシに匹敵するといっても過言ではありません。選曲のセンスとかも、私に酷似しており、それはそれで嬉しいんですけどね(笑)。

 そして、これもジャックの資質に負うところが大きいのでしょうが、ロックの本質の部分にも上手に配慮がなされている点、そして、それを笑いに昇華しているところが個人的には一番気に入っています。

 何かを学びたいと訴える子供たちに、真顔で、「あきらめること」と説き、その理由は世の中は「大物」によって支配されているからだと説明するジャック。そして、「大物」とは、オゾン層を破壊する奴らでもあり、ホワイトハウスにいる奴らでもあり、校長先生でもあると・・・唯一残された抵抗手段が「ロック」だったけれども、これもMTVによって潰されてしまった・・・このシーンは最高です。「あきらめろ」とオフィシャルには叫ぶわけですが、やっぱり、あきらめきれず、「ロックで社会に奉仕している自由の戦士」だとうそぶくところがとても共感できるわけです(笑)。

 ロックの学校やブルースの学校があれば、私も教師になれるのになあ(笑)、法科大学院ではとても無理ですけどね(涙)・・・・

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